【国電工房】飯田線52系~②まず組んでみよう。

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

52系流電の工作2回目です。
GMキットの52系は他社製品とプロトタイプが異なることは前回述べましたが、説明を補足しましょう。


▲鉄コレの52系を並べました。
鉄コレの編成はクモハ52が001と002で1次車。
GMキットは003と004の2次車。2次車は張り上げ屋根と広めの窓が特徴です。

ではざっくり組み立てながらちょっと説明をば。


▲サハ75-100番台。
元・二等車(今で言うグリーン車)で、車体中央に1m幅のドアを増設したグループ。
キットではドア増設前の姿を復元するパーツも同封されています。


▲サハ87は80系の中でも初期型で、ウィンドーシル/ヘッダーがあります。
300番代になるとシルもヘッダーもなく、近代化されたボディに変わります。
現在の52系のキットには一体成型になったボディーパーツが含まれています。(取説は切り替わる前に作られているため、説明が相違している点がありますが、組み立てはむしろ簡潔になっています)


▲クモハ52は奇数向き、偶数向きで機器類の配置が逆になります。
細かい話ですが、パンタ周りと床下機器はそれぞれ異なります。実車張りにこだわる場合はキットの組み立てに加えて更に加工が必要になります。(アタシの工作ではある程度拘ろうかと思ってます)

そうそう、パンタグラフも奇数車がPS11、偶数車がPS13となっていますので、必要に応じて手配がいります。最近TOMIXさんからPS11がリリースされたおかげで、こういうところのフォローが可能になったのもうれしいですね。(なに、GMで出しとけって?)


▲鉄コレさんと。
あちらさんも細かいところはこだわって作り分けをしています。


▲さ、ボディの組み立てが落ち着いたのでパーティングラインを消しましょうか。
パテを軽く塗りつけておきます。乾いたら周辺のモールドに気をつけながら削ります。
とりあえずこの工程がこの車両の一番手間のかかる箇所ですかね。慎重にゆっくりやりましょう。

今回はこの辺までにして、次回に続きます~

デハ!

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