大山通信をご覧のみなさん、こんにちは。裏方スタッフの井上です。
さて、今回はマニアックな目線でストアにてパーツ単位販売している
『 床下機器 』を眺めていきまーす。
お題にされる床下機器は京阪2400系で新規作成されたもののヒトツ。
No.4123A です。
この床下機器のオイシくいただくところは 抵抗器 ではないでしょうか。
ちょうど↓この部分のことですね。
このパーツの抵抗器は幾分小さめで数も少なめです。
中央部には若干形状のことなる抵抗器がひとつ。
端にも必ずといっていいほど小ぶりな箱が存在します。
実物、みてみましょう。
この車両にも奥に写っていますね、小さいのが。
これ、抵抗器と組となり『 減流抵抗器 』 とゆーようで、たいがい存在してます。
模型を作るときに一粒だけ切り貼りするのが面倒なので省略したくなりますが
わかるヒトが見れば、作り手の怠け心がバレてしまいますね(汗)
この実物車両は右が減流抵抗器。
左は予励抵抗器。
チッサイのは2個も・・・
このあたりこだわって調べて~作るのも面白いかもしれないですね。
はい、次。
抵抗制御だけでなく界磁チョッパ車などでもよく見かける
縦長ダクトがたくさんのこの機器。
実物ですと↓これ。
たまにL1・L2・・・とか書いてあるやつですね。
何の略号なのやら??
これは断流器といいまして~
抵抗器 + 主制御器 とペアで床下に設置されていることが多いですね。
車両によっては縦長部分の数が多かったり少なかったり。
このパーツでは一塊になっていますが、東急8500系などの同パーツを
観察すると2塊になっていたり。
ここは作る車両をよく観察してみる必要がありますね。
はい次。
これはいわずと知れた 主制御器 です。
東洋電気製なんかだと独特のロゴマークで判別が容易ですね。
この京阪2400系のパーツ No.4123A では
比較的小振りな形状となっています。
実物の主制御器はフタの数や横幅などが様々で
一部分が突出した形状であることがよく見られます。
そう考えるとこのパーツはオーソドックスな形状ゆえ汎用できるのではないでしょーか。
VVVFインバータ制御以前の車両を作る、改造するなど
一般的な形状をした No.4123A はオススメです。
ちなみにお値段は1両分 157円也。