毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
昨日のニューアイテムインフォ@ヨコハマ店で実物のお披露目になった「クモユニ81」。
やはり国鉄車両で旧型の部類は人気が高いことを窺わせる反響だったようです。
インフォでは本社にある試作品よりももう少し具体的なカタチになったものを持ち込んでいたようですが、ここでお見せするのは最も初期のテスト品となっていまして、下回りが仮の物での紹介となります。
▲まずはパーツ構成。一見すると未塗装キットのようにも見えますが・・・
▲屋根板を見てみましょう。
2種類あるのはクモユニ81(下)とクモニ83-100(上)を分けたため。
これといって大きな違いはないのですが、避雷器の取り付け孔の有無があります。
▲ご覧のように、ランボード、避雷器、ベンチレーターは別パーツ取り付けになっています。
製品ではいずれのパーツも取り付け済みとします。
▲この独特な「湘南顔」もしっかりと再現。
特にヘッドライトのリムは遮光と耐久性の極限まで薄くしてあります。
▲旧キットはややオーバースケールでしたが、今回の製品は新規製作であり、寸法も見直されています。見てのとおり、全幅はおよそ18.5mmになっています。
▲改めて真正面。
ジャンパ栓のフタは前後で作り分けがあります。
ところで、ヘンな言い方ですが、この製品は「最新の旧型」です。
▲正式なものではないのですが、手元にあったライトユニットを仕込んで点灯させてみました。
もちろんテールランプも光ります・・・が、試作品なのでまだ改良の余地があるようです。
▲キットとの比較をして見ましょう。
キット自体はかなり古い設計ですので、昨今の製品の水準からは程遠いものがあると思われます。
▲台車は実際の製品に付くものとは異なります。(撮影した当時、まだ下回りがこちらに届いていなかったため。)
▲こういうのは野暮なショットかもしれませんが、キットとの差は歴然です。
今回のクモユニ81は必ずしもGMエコノミーキットの車両とだけ併せて楽しむものではなく、各メーカーの車両と連結していただくのもOKです。
さて、ヨコハマに持ち込んだのが最新版のテスト品なので、部品を取り寄せた後にまた詳細のご案内をさせていただきましょうか。
それではっつ!