完成品モデルに“手を加える”醍醐味

今日気づいたこと。

渡り板の工作だけでも、やってみる価値『大』ですよ♪♪

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営業の中津です、どうも。いつもご覧くださりありがとうございます。

 

つい先日、3月末に再生産いたしました

完成品モデル「阪急7000/7300系」を弄ったよ~♪

と仰るお客様が、その作品を持ってお店にご来店になりました。

どれどれ、見せてくださいよ~♪

伺えば、以前は時間もあったので、キットの工作を楽しんでいたのですが、

最近は専ら軽作業、

それも“完成品”にちょっと手を加えることを楽しまれておられるとのこと。

 

「これ、大山通信で紹介したいんだけれど、いい?」

「構わないぜぇ~↑」(スギちゃん?)

「どうもありがとう。じゃ、本人の気が変わらないうちに・・・」

 

さてさて、どこに手を加えているのでしょうか・・・。

 

まずは目に止まりやすい屋根の上から・・・。

クーラーキセは、屋根から一旦取り外し、グレー色を吹いたそうです。

色はGM鉄道カラーの10黒色と37白3号を混ぜた自家調色という拘りよう。

ヒューズボックスや列車無線アンテナも同じ色で塗装したとのこと。

クーラーのメッシュ部分には、タミヤのエナメルカラーを溶剤で薄め筆塗りし、

立体感を表現されています。

クーラー上部の網の中に薄っすら“回転羽根”が見えるのが、『ニヤリ』ポイントです。

 

パンタグラフも一旦屋根から取り外し、市販の金属プライマーを吹き付けた後、

GM鉄道カラー39アルミシルバーを吹き付けたとのこと。

金属の質感が良い感じです。

 

本人曰く、「これが一番やりたかった」、ボディへのクリアー吹き付け。

車体を一旦分解し、ナンバーインレタを転写したボディに、

GM鉄道カラー40クリアーコート(光沢)を吹き付け、光沢仕上げに。

このツヤ感が“阪急らしさ”を醸し出しています。

 

続いては前面部分。

倒してある渡り板パーツの板厚が薄く見えるように、

下側の先端部分を斜めに削ったとのことです。

先端部分の“薄さ”、お分かりいただけますか?

これは好印象♪♪

理屈抜きでカッコイイ!

 

前面の足元も、着色しているそうです。

スカートパーツはGM鉄道カラー14灰色9号を吹き付け、

ダミーカプラーと胴受け、それと脇の箱は、

GM鉄道カラー35ダークグレーを吹きつけ塗装されています。

足元・・・、引き締まりました。

 

中間付随車の床下機器は、観察した実車を参考に・・・、

床下機器の一部を切除。

より“らしい”シルエットになったとのことです。

 

如何でしたか?

私が今回、この作例をご紹介させていただいた本当の意図・・・。

それぞれの加工箇所が、皆、

大袈裟なモノではないよ、ということをお伝えしたかったのです。

勿論、ご購入のままの美しい姿をいつまでもお手元に・・・、

といった楽しみ方も、大いに“アリ”です。

一方で、この作例の方のように、

“自分が気になった箇所に対して手を加える”楽しみ方も、

それはそれで大いに“アリ”なんだな、と改めて感じたからに他なりません。

商品では様々な事情から、全ての要素を盛り込むことをせず、

“最大公約数”を形にし、それを『製品』としています。

これを素材に、気になる箇所に対しご自分の手を入れることで、

ご自身が満足される“作品”が完成するのです。

 

一度始めると・・・、ヤミツキになりますよ~。

今度は貴方の番です。

是非一度、お気に入りの編成に、“手を”加えてみてください。

 

それでは今日も、素敵なホビーライフをお過ごしください。

 

ご注意▲

完成品モデルの分解、塗装による着色、組み立てなどは、

全てご自身の判断で行なってください。

 

◆完成品モデル◆ 再生産好評発売中

4089/阪急7000・7300系6両編成セット(動力付き)/本体価格23,800円

4090/阪急7000・7300系増結用中間車2両セット(動力無し)/本体価格8,000円

4091/阪急7000・7300系増結用先頭車2両セット(動力無し)/本体価格9,800円

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