毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画・ブログ担当の加藤です。
クロスポイントの101系塗装済みキット、手頃なキットということでご紹介してきましたが、そろそろ完成!・・・と行きたいところです。
▲前回は窓を入れたり色指ししたりと、仕上げまでの重要な工程を行ってました。
▲時間のかかっているのは、ボディの裏の窓の段差。
そう、ひと昔のキットは塩ビガラスを必要なセルに切って貼っていたわけですよ。
この101系ではドア窓と客窓、戸袋窓でそれぞれ段差があるため、一つの長いセルでは貼ることが出来ません。
手間だけどここはガンバルッス。
▲さて、窓が片付いたら車番を入れましょ。
101系(カナリア、関西色)には、車両マークインレタのNo.6313 101、103系用(黒文字)を使います。
おおお、手持ちのインレタに6313が無い!
以前可部線の旧型国電を作ったときに使用したNo.6314が残っていたので、無理矢理そこから切り接ぎ方法で表現しました。
▲101系でもパンタ付きのクモハは偶数車で、「クモハ100」になります。
※パンタが無い場合は奇数車の「クモハ101」。
なお、実際にあったクモハ100の車番は1~193番まで。
▲ひとまず完成しました。
作ってみて思ったのですが、どちらかといえば組み立てキットの入門篇といった感じのキットです。
今の時代、電装は最初から設定済みだったり、すべて塗装済みだったりと至れり尽くせりのものが一般的になっていますが、手を動かして作り上げるという原点に立ち返ってみるというきっかけにはいいキットかと思いました。
もちろん改造用にも、グレードアップを計るのも自由です。
教科書どおりに丁寧に組み立てて、自らの腕を磨くというのもまた面白いものです。
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