【黄緑6号】可部線のカラーリング。

毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画のKです。

塗装の段階で晴れているのは重要ですよね。
天気がいい日は出かけたい!…けど、これもいわゆる仕事なワケで(´д`)


▲前回は基本色になる部分の塗装まで済ませました。(仙石線にいた車両は前面に黄色の警戒色が入っていましたが一時期は警戒色がないこの色だったこともあったようです。可部線では朱色1号が入っていました。おなじみ山手線では103系から黄緑6号を使用されるようになり、旧型国電ではぶどう2号、101系ではカナリヤ色でした。)


▲トイレ窓あたりは・・・あ、少しだけ加工痕が残ってしまったみたいですが、まあ及第点ですか。


▲さてさて、ではここから本題。
可部線の色にするため、マスキングをします。もうここの所アタシの工作って言うと単色の車両ばっかりだったので久々の塗り分けになります。(´д`)
って言っても、前面のみですので、比較的簡単なほうかと思われ・・・どうかな?


▲前面の額部分はRがついているのでマスキングテープをその形状に切り出すのは面倒です。
手っ取り早くマスキングゾルを使っちゃいましょう。マスキングゾルってのは液状のマスク剤です。性質は粘着力が弱めのゴム系接着剤に似ているかもしれません。ちょっと癖があるので塗布するのが意外と大変です。

◆で、塗装。絵にならなかったので今回も割愛…(ぉぃ)


▲塗り分けが終わって仮組み!
おおっ、可部線になってきましたよ。なかなかサイケデリックなカラーリングですが、これにはちゃんと理由があったり。
山や田園のあるところに黄緑6号のみで走らせるのは風景に溶け込んでしまって、濃霧など視界の悪いときの対策として警戒色を施すようになったワケです。仙石線の塗り分けも同じ理由ですね。


▲完成に向けて色挿しします。
主な場所は2段窓車の窓サッシ、乗降扉・前面妻面のHゴム、テールランプ。

ここまでの工程で使った塗料は以下の通り。
ボディ…FARBEの黄緑6号
前面警戒色…FARBEの朱色1号
屋根…GMカラーねずみ1号にMrカラーのウッドブラウン少量とセミグロスブラック少量、フラットベースを適量で調色
床下…Mrカラーのセミグロスブラック
窓サッシ…タミヤのエナメル塗料のフラットアルミ
Hゴム…GMカラーのねずみ1号
テールランプ…Mrカラーのクリアーレッド


▲ヘッドライトはあとでレンズパーツを使って実感的にしたかったので、ピンバイスで彫ってあります。
塗装が終わっても、ここから仕上げまでが大変なんですよね。

それではまたしても続く!

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