毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画のKです。
先週着工した可部線の旧型国電。当初は殆ど改造無しで行こうかと思ったんですが、可部線で使用されていたタイプはオリジナル車体の車両ではなく、改造を受けたグループが殆どだったこともあって、ストレートで組むよりは少しでも「らしく」見せるように改造してしまおうということになりました。
あくまでも「タイプ」ですので、手元の資料に基づいて、軽加工で形状を近づけてみようと思います。
▲さて、手始めにクハ79のお顔をちょいといじることにします。
キットでは前面の窓が木枠になっているものが付属していますが、可部線にいたグループではHゴム改造後の姿をしているほうが多数派だったようです。逆にクモハ73では木枠のままの車両も多くいたみたいですね。
▲真ん中と運転席窓をごっそり取ってしまいます。
ここに植え込むのは以前作ったときに余った17m級国電の前面窓枠。ちょうどいいサイズに面取りして合わせこみます。
あと、箱サボを削除してしまいます。
▲あ、僅かに歪んだかも…(´д`)
本来は運転席窓のほうが若干小さいのですが、切り継ぎも大変なのでこのまま進めます。
で、ボディを接着してから予定変更をしたので少し迷ったんですが、やっぱり可部線らしくトイレ増設後の形にしたいと思いまして…
▲新設するトイレ窓は113系のキットの余り物を面取りして使用しました。サイズはちょうどこのぐらいでしょう。
▲妻面の窓も同様に切除し、プラ板で塞ぎます。
側面のトイレ窓を接着するとドア寄りに隙間が出来るので、そこもプラ板で塞ぎました。瞬着を使用し、乾燥後に均します。
▲殆ど改造の要らないクモハ73の方ですが、可部線にいたタイプは2段窓車が多いので、ここも軽く加工してしまいます。
窓の2段目の桟をすべてカットしておしまい。
▲余談ですがアーノルドカプラーのままでもよかったんですが、ついつい欲が出てTNカプラーに変更してしまいました。
床下と屋根はほぼデフォルトです。あとは改造箇所とか無かったハズ…
次回は塗装まで一気に行っちゃいますか。
それでは続くのだ…!