毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画のKです。
前回の記事でオユ14(オユ11)の片側の妻面の貫通扉の窓埋めについて触れてみましたが、仕上がりがもう少し綺麗になる方法がありますので、その方法も紹介しておきましょう。
▲右の妻面は前回の方法でパテ埋めしたものですが、このパテを削って表面処理する予定でいましたが、これが結構難しいんで違う工法を考えました。
要は扉に窓がなく、ツライチになっていればいいわけですから、窓だけを埋めるのではなく、扉自体をただの板に替えてしまえばいいのではないかという考えです。(先に思いつかなかったのはシッパイ…)
▲そんなわけで扉をごっそり開けてしまいます。
ただし幌を取り付ける関係で基部だけは残します。
▲妻面の裏からプラ板で裏打ちします。
このままでは1段引っ込んだところに扉があるように見えてしまうので、もともとの深さにあったところに扉を設置しなければなりません。なので扉と同じ大きさの板を切り出します。(幌の基部のくり抜きは現物合わせです)
▲幌を仮組み。パテを用いた場合は表面処理をする必要がありましたが、これなら段差を消したりする必要がありませんので、仕上がりはよくなるはずです。こだわる方は扉の取っ手を取り付けるのも忘れずに。
そういえばこの扉、実車では「郵便室」という表記が窓のあった位置に書かれているんですが、インレタがないんですよね…
さてどうしたものか。
それでは次回も工作を続けていきます・・・!