毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画のKです。
ニューアイテムインフォでお客様から実際にお声を聞かせていただいたものの中から、製品に関する編成の組み合わせ例などがあると嬉しいとのことで、都営5000形の新旧塗装の運用/編成例を少し紹介してみようと思います。
▲もう度々登場していますが本社に辛うじて残っている試作サンプル品です。
裏方の親方がこっそり持ち帰ったり・・・で、そりゃもう酷使しまくりなんですが、編成例を写すにはちょっと数が足りないんです。
ストア各店舗や展示させていただいている小売店様などに配布している関係で。
▲というわけで製品と同じ仕様になっているのは新塗装の2両と旧塗装の1両だけです。
いちばん左に見えているのは床下器機がなかったり台車が違うものになってます。
でも、実際にのところ混色編成は実在していました。(実際は4両ではありません)
▲新旧では塗装以外にも違いはありますが、根本的には同じ形式の同じ仕様車ですので、過渡期には混色編成がありました。
では書籍から調査したものを一部紹介してみましょう。
以下86年当時の編成例です。
▲5000系は2両単位の最小編成を組み合わせたものと4両を基本とした編成をつなぎ合わせて運用されていました。
よって、先頭車同士が顔を合わせる形の編成というのは珍しくありません。
これは5・6号車が旧塗装の2+2+2の編成です。
▲こちらは4+2ではあるものの、1・2と5・6号車が新塗装。
しかも1・2号車と3・4号車が貫通編成なのに違う塗装という面白い編成です。
組成のルールとして、パンタ車と非パンタ車を1ユニットとし、それを自在に組み合わせるというのが5000形の基本です。
▲これも真ん中2両が旧塗装ですが、上図の編成の逆パターンですね。
模型でもリアルに組成する場合、パンタ車が西馬込方向というのを覚えておくといいでしょう。
なお、この例は86年のものですが、90年代になると4+4などの8両が登場します。
それはまた追って紹介しましょう。
「都営地下鉄5000形 未更新車・旧塗装」は1月発売予定 →詳細ページを表示
「都営地下鉄5000形 更新車・新塗装」は来年2月発売予定 →詳細ページを表示
今後も製品で編成例を要するものは紹介していきますのでお見逃しなく。
それでは!