【チョコレート工場】インレタを貼ってみるのだ。

毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画のKです。

旧型国電は塗装待ち状態になりましたので、今回は代わってマニ36を使ってインレタ貼りを行ってみようと思います。


▲前回車高調整を行った検体(?)…というか、どういうわけか惰性で工作していたマニ36のキット。
塗装が済んで、あとはインレタを貼る作業に入ろうとしている段階です。


▲使用するのは「6311A」というインレタ。


▲こちらは同等の内容の旧製品の「No.63-11」インレタ。
何が違うかというとフォントのサイズが現行品に比べておよそ1.2倍ほど大きめなんです。
それなりに使った形跡がありますが、だいぶ前に個人的に購入したものでして・・・
こちらはお役御免になりました。(´д`)


▲では実践。インレタの貼りこみの基礎です。
車両に貼付するインレタは使用する範囲に切り取ってから貼付します。何故かというと、切り取らずにそのままボディに乗せて貼り込むと、貼る予定のないマークまで余計にくっ付いてしまうからです。横着せず、こういうデリケートな部分は慎重に、正確に行うのがコツです。切り取ったインレタは透明なセロテープで拾い、ボディに乗せます。こうやって固定することでズレを防ぐわけですね。


▲コレはバーニッシャーというツール。インレタを転写するのに必要な道具です。
クロスポイントのロゴが誇らしげですが・・・ストアーで常時取り扱っておりますので、お持ちでない方は揃えておきましょう。
アタシは数年前にストアー・秋葉原店で買いました。(´ー`)ノ


▲で、転写を済ませたら完成!…ではありませんよ。
このあと必ず「圧着」することを忘れていませんか?転写しただけではボディに「仮止め」されたに過ぎません。
そうかといって転写したインレタに直接指で触ったりバーニッシャーで擦りつけては、せっかく綺麗に転写できたとしても剥がれたりキズになってしまいます。
そこで使うのは「タック紙」です。アタシの例では両面テープの台紙を使用していますが、これこそがタック紙です。サイズもこのくらいでちょうどイイのです。コレをあてがって、上からバーニッシャーで少し強めに擦れば晴れて圧着完了!


▲どっすか?上手く行ったんじゃないでしょか?

圧着したインレタですが、ここまでやっても指で触れたり引っ掛けたりすれば剥がれてしまう危険性は大きいのです。
慎重な方はインレタ貼付作業ののちにクリアーコートを吹き付けて表面保護を行います。クリアー塗料にも種類がありますので、最終的にどんな仕上がりにするかで塗料を選びます。
テカテカにしたければ「光沢」の表記のあるものを、やや艶のない感じがよければ「半光沢」、まったく艶のないものは「つや消し」の表記があるものを選んでください。ビンカラーやスプレー缶タイプのものまで、だいたい模型店で手に入ると思います。

それではまたまた次回に続く…!

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