【マニ44】編成表(参考資料)

毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画のKです。

もうマニ44は手に入れられましたでしょうか?
マニ44について、どんな運用があったのかが今ひとつ判らないという方のために、少しばかり編成例を紹介してみようと思います。


▲マニ44という車両は「貨車」という位置付けよりも「荷物専用客車」といった部類に属すようです。
パレット輸送荷物車の標準形式として新製された車両で、これまでの旧形式の荷物車両を淘汰する目的で製造されました。製造から運用離脱までの期間は意外と短く、1978年に製造されたものの鉄道での郵便・小荷物輸送の廃止に伴ってその用途を失い、わずか10年間でそのほとんどが廃車を余儀なくされた不遇の車両ともいえます。
一部はユーロライナー用(カートレインユーロ)にJR東海が継承したほか、トロッコ列車に転用し、オハフ17という別の名前に変わったものもありました。

今回ここで紹介するのはいわゆる一般形(青15号塗色)の方がどんな編成にいたのか、その一例をアタシの手元の資料を再編集して挙げてみようと思います。
編成表で色分けされているのは車両のカラーリングにあわせたもので、こんな感じだったのは事実です。

<クリックで拡大します>


▲主に東海道本線を往復していた頃の編成になりますが、荷物車に紛れて郵便車が数両混在しているのが特徴です。スニ40はマニ44の車掌室の付いていないバージョンといってもいいかもしれないですね。
ざっと見た感じではGMの客車キットで大半が作れます。スニ40はKATOから出ていますね。
なお、牽引する機関車は主にEF58の時代です。


▲こちらはワキ8000が混入している編成。12両中、マニ44は2両程度しか連結されていないのが主流だったともいえます。
こちらもEF58が牽引に当たっていたという資料があります。


▲編成が短ければ、マニ44の数も比例して少なく・・・
茶色・青・アルミというカラーリングが雑然と連なっているのが、編成として飽きのこない要因ともいえます。
EF58のほかにもEF62が挙げられますが、マニ44の一番似合うのはこの両者となります。

このほかにも隅田川発着の便で東北本線・高崎線経由なども存在していました。
いずれもここに紹介したような編成とあまり大きくは違わないようですが、基本的に組成するための大まかな定義付けとして「何両目までは何処まで連結」というふうに、行き先に応じて編成後部に足していく形になっていました。時代設定や実際にあった編成などを忠実に再現したいという方は、参考文献を探してみることをお薦めします。


▲アタシのコレクションでも荷物列車編成が組成可能です。やはり多くはGM製のキットですね。
もっとも、マニ44はGM製品のみですので必要不可欠です。

え?まだマニ44を手に入れてないって??
たぶんまだマニ合いますヨ!いますぐお店にGoっす。

新製品 完成品モデル
No.4212 マニ44 4両セット 税込¥9,240
No.4213 マニ44 2両セット 税込¥4,830
No.4214 マニ44 1両単品 税込¥2,625
No.4229 マニ44 ユーロライナーカラー 4両セット 税込¥14,700
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それでは!

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