毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画のKです。
国鉄ばっかりというのもアレなので、最近は私鉄形も混ぜながら過去の製品をおさらいしています。
キットの組み立てサンプルとして紹介しているアタシの記事ですが、ロングセラー商品とはいえ生産や在庫のないものも含まれていることを予めお伝えしておきます。今回のはどうかな?
で、引っ張り出したのは西武の赤電!
▲ノスタルジックなひとコマ。
右にいるのはクハ1411。
▲管理用のケースに大事に保管されていていて、状態は良好でした。確かカタログに掲載されている写真の被写体のはずですので、ストレートに組んだものと改造例として工作したものになります。
▲クモハ451ですね。
池袋線時代らしく、行き先表示は急行の池袋行きです。
塗り分けがベージュとラズベリーレッドのツートンという車両は1961年から1988年まで存在していました。
もっとも、晩年までいたグループは是政(多摩川)線だったようです。
▲クハのほうは準急西武新宿行き。
やっぱり国電に良く似てます。
▲551系にもトランスできます。
コレは所謂「湘南顔」の部類で、その昔流行した最もポピュラーなデザインの一つです。
アタシの地元・中央線で武蔵境まで行くと、当時はこのカラーリングのこの形式の是政線がまだ走っていました。是政線(現在は多摩川線と呼ぶほうが正しいようで・・・)は西武の本線と唯一接点がない単独路線というのも面白いですね。回送はJR(当時は国鉄)を連絡して行われています。
▲並べてみました。
この頃の塗り分けはドアがステンレスの無垢ではないので、それほど特徴のないカラーリングだったともいえます。後の101系はレモンイエローをベースに、ドアと前面飾り帯のシルバー、窓周りにベージュのラインカラーまで入って印象的でしたし。
▲のちに譲渡車両が多数出たので、キットを改造(または塗り替え)することでいろいろバリエーションが再現できます。そういう意味では人気のあるキットという裏付けができますね。おかげさまで本当にロングセラーです。
製品の情報は以下のようになっています。
No.429 西武451系 ¥2,730(税込み)
メーカー在庫は僅かながらあるようです。
当社も2000系や6000系などの新製品の発表があったりで、西武鉄道の車両とは長いお付き合いです。
少し懐かしい電車を工作してみるのもたまにはいかがでしょうか。
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それでは!