【都営5000形】 設計・企画の視点から・3

スタッフブログをご覧のみなさま、こん××は。

商品企画(?)のSです。

   

私、Sが都営5000形に関する話題を「設計・企画の視点」題して紹介しています。

都営5000形 更新車 先頭部を見る。

※試作品のため、一部彫刻が抜けています。

   

今回は側面(客室)窓についてお話したいと思います。

クロスポイント(以下CP)キットと一見変わらない意匠ですが、この箇所においても改良を反映されており、CPキットでは再現されていなかった窓の角を取っています。

   

この様に見ますと…ちょっと判り辛いでしょうか?

   

アングルを変えて、光の反射でその様子がお判り頂けると思います。

   

続けて客扉を見ていきましょう。

この形式は、一部の編成を除いて横方向に広い大型窓を採用していました。この基本寸法は、10-000形まで引き継がれました。

なお、画面右に見える車側灯は、色々と考えた末、丸型としました。

   

客扉は扉とガラスとの深さが浅いため、角は取られていません。先程の客室窓と戸袋と比べて、反射具合が異なっている点がお解りいただけると思います。

余談ですが、ご存じの皆様もいらっしゃると思いますが、一部の編成において、同5200形と ほぼ同形状の客扉(窓の横方向が若干狭く、角のRが大きい)を採用していました。根気のある5000形ファンの皆様は、扉をくり抜いて、近似の他社製の金属部品に差し替えるのも良いでしょう。

※そのお手本を見せて…なんて言われてしまう・・・・・カモ!?

   

次回は、更新車(前面部分)についてお話したいと思います。

それでは、また…。

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