【都営5000形】 設計・企画の視点から・4

スタッフブログをご覧のみなさま、こん××は。

商品企画(?)のSです。

   

私、Sが都営5000形に関する話題を「設計・企画の視点」題して紹介しています。

実車が引退した頃に製作した都営5000形。

GMキット「西武451系」からの改造で、この模型を作って、早16年の歳月が経ちました…。

   

前回から少し間が空いてしまいました…すみません。今回は、更新車の前面についてお話したいと思います。

   

更新車の前面です。今回の製品においては、未更新車と区別すべく専用前面を新規に起用しました。

実車は、1981年頃より塗装変更と同時に車体更新が行われました(一部の編成を除く)。ご存知の皆様もいらっしゃると思いますが、変更点を改めて挙げますと以下の通りです。

   

前面方向幕:前面方向幕が電動幕化され、横幅が約700mmに短縮化されています。

   

ヘッドライト:シールドビーム化され、直径・約250mm(←約290mm)と小型化されました。

   

運転台の窓に手すり増設されました(画像は試作品のため彫刻がありません・後述画像参照)。保守の関係のためでしょうか?

そして、貫通幌の仕様変更に伴う枠変更されています。構造は、近鉄の車両で使用されている物に近い形状です。但し、これは更新工事とは別工程となっており、80年代後半(?)に施工されたものです。ちなみに、5200形へも反映され交換されていました。

なお、幌枠交換後において、枠の両側にも手すりが追加されていますが、製品では幌枠への印刷工程に支障を来すため省略させて頂きました。ご了承ください。

   

参考までに、これまで紹介した実車の画像です。もっと多めに撮影しておけば良かった…。

   

ご参考までに…

以前のクロスポイント(以下CP)のキットでは「更新後・幌枠原形」といった更新~幌枠交換前の姿を再現しており、方向幕や手すり等の彫刻を削って、様々な表情に改造可能の様に見越して設計してありました。

   

こうして書いているうちに、成型工場よりライト部品や屋根板部品が届いております。準備が出来次第、このブログでご紹介したいと思います。

   

今回はここまでにしましょう。

それでは、また…。

   

追伸

   

今回発表させて頂きました「都営5000形」は、お陰様で多くのご注文・ご予約を頂いております。

誠にありがとうございます。

まだご予約されていない皆様は、お早目のご予約をお願い致します。

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