【都営5000形】 設計・企画の視点から・2

スタッフブログをご覧のみなさま、こん××は。

商品企画(?)のSです。

   

ようやく昨日より書き始めました都営5000形に関する話題ですが、これらを「設計・企画の視点」題して紹介しています。

   

雪景色の北総線内を走る都営5000形。

画像提供:M・H様

   

さて、今回は屋上のルーバーを取り上げましょう。この形式の象徴とも言える箇所ですね。   

クロスポイント(以下CP)キットでは、型構造の理由により単にリブ(凸状の彫刻)が出ているのみでした。今回の製品では、金型の特性をフルに活用して実車同様に溝を表現しました。

   

別のアングルで拡大してみました。溝を再現したことにより「影」が出来ているのがお解り頂けますでしょうか?その反面、ルーバー上部の角が取れてしまいました。これは、表面を整えるブラスト処理時(型の表面を均等に整える処理)に丸みを帯びてしまったものです。

   

更には、ルーバーの廻りを囲っている枠状の彫刻まで再現しています。スミ入れをすると、効果抜群かもしれないですね。

   

今回はここまでとして、次回は側面窓についてお話したいと思います。

   

それでは、また…。

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