毎度ご愛読ありがとうございます、商品企画のKです。
本日の発掘です。
やーまーのーてーせ~ン!
ではありません。
▲まあこの色の103系高運転台といえば第一印象は「ヤマノテセン」ですよね。
でもこれ、生まれも育ちも山手線とは一切関係がないんですよ。
▲なに、どこが違うかって?んーまあ、この画像で判る所と言えばクーラーの機種、それと尾灯の脇にあるフックですかね。
▲さてこの車輛、山手線じゃなきゃ何なのかって?
はい。答えは
かーわーごーえーせーン♪
なのです。ええ。
▲103系の中でも異端児中の異端児、3000番台を名乗る奇妙な車輛なんです。
もう引退してしまいましたが、八高線・川越線が最後の職場でした。
じゃあ最初はどこにいたのか・・・それは
せーんせーきせ~ン♪
だったのです。
▲なんと高運転台の103系にクモハがあるんです。奇妙でしょ?
仙石線時代はなんと72系・79系という旧型国電の形式名を名乗っていました!
足回りは旧型国電そのもので、老朽化したボディだけは近代的な103系を乗せたろ、というもので、おなじみの「アコモ改造車」というものが出来上がったんです。
似たようなものに62系がありますが、それはいずれ。
で、第二の人生というか、川越線が電化されたことで、はるばる仙台から東京の隅っこのほうに転勤してきたのがこの奇妙な103系なんですが、ここにやって来るときに正式な「103系」に改められ、台車を含む機器類を103系のものに乗せ替えてもらったわけです。まさにサクセスストーリー!
アタシはコレの実車が引退する直前に乗りに行きましたが、あのコイルバネの突き上げる振動とモーターのうなる音がたまらないですね。車内も相当傷んでいましたし。
こちらは従来品の103系キットからの改造となります。
それでは!