あらいざらい工具!エアブラシ塗装編2

こんにちは、商品企画Wです。

それでは、前回の続き・・・塗装をする前にやることとは・・・?

(↑ちなみに写真のスタンドは、当ブログで何度か出てきている、富士川車輛から発売中の塗装スタンドNです!詳しい記事はこちら)

答えは単純明快!パーツをキレイにしましょう。

加工しているときに手の脂分などが付着するなどして塗装がうまく乗らないことがあります。

塗装する前には、パーツを中性洗剤(食器洗い洗剤など)で洗いましょう。

さらに、塗装直前にはホコリを除去しましょう。ちなみに私はタミヤモデルクリーニングブラシを使用しています。↓

それでは、パーツもキレイになったところで塗装を始めます。

↓距離はこれくらいでしょうか。塗料の乾き具合やエアーの圧力によっては前後します。

鉄道模型のボディは小さい割には細かいディティールがびっしり。くまなく塗るためにステップを踏みながら塗り残しがないよう、さらにトリガーを引きすぎず塗膜を薄く仕上げていきます。

↓まずは下ななめ方向から。窓ふちや、ボディの裾などを確実に塗ります。さらに同じ要領で上斜めからも塗装。

さらに今度は↓写真のように右斜め、さらに左斜めと1面に対して4方向から塗装します。

そして細かいところが塗り終わりましたら面全体を2、3往復塗装すると塗膜が薄く仕上げることができます。

↓忘れていけない個所がココ。雨樋の裏側です。ヤネのすき間から地の色が見えてしまわないようしっかりと塗っておきます。

↓途中でホコリが入ってしまった・・・・そんな時は裏技ですが毛抜きを使って取り除いています。多少跡は残りますが発見したら塗装を中止し取り除き、その上から重ね塗りすることでほとんど目立たなくなります。

塗膜を薄く仕上げる鉄道模型ならではの除去方法です。スプレー塗装や、カーモデルなどではこうはいきません。

そんなこんなで、下塗りが完了。ピンクの車両も悪くな・・・い?やっぱり赤いほうがいいですよね!

では、1体ボディを想定して塗り方をまとめます。同じ面はできるだけ時間を空けて塗るように心がけましょう。(以下の塗り方は一例です。)

右側面、下ナナメ⇒左側面、下ナナメ⇒前面、上ナナメ⇒妻面、上ナナメ

右側面、上ナナメ⇒左側面、上ナナメ⇒前面、下ナナメ⇒妻面、下ナナメ

右側面、右ナナメ⇒左側面、右ナナメ⇒前面、右ナナメ⇒妻面、右ナナメ

右側面、左ナナメ⇒左側面、左ナナメ⇒前面、左ナナメ⇒妻面、左ナナメ

右側面、全体塗装⇒左側面、全体塗装⇒前面、全体塗装⇒妻面、全体塗装

では、次回に続きます。

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