では早速、信越本線の横軽(碓氷峠)区間の廃線跡の続きをご紹介します。
前回でもお伝えしましたが、ここは現在上り線がウォーキングコースとなっていて、自由に歩くことができます。
関東の駅百選認定駅・横川駅。最近改修工事が行われたようです。
さて、旧丸山変電所をあとにして、さらに先に進みます。
しばらく進んで後ろを振り返ると、こんな感じです。かなりの急勾配です。人間が歩いてもかなり疲れるので、これを電車が通っていたのかと思うと、感慨深いものがあります。
コースの中間地点に「峠の湯」という温泉施設がありレストランもあるので、帰り道に立ち寄ってみてもよいでしょう♪ 自販機もあるので、とりあえずは池でも眺めながら木陰のベンチで休憩しましょう。
「峠の湯」を過ぎると、今度は信越本線の電化前の「旧線」跡を進んでゆきます。
ここでトンネルがいくつか登場します。トンネルの向こう側にもトンネルが見えますね。グリーンマックスのトンネルポータル(非電化用が近似?)も使えそうです^^ レールを敷くために、山(?)を切り崩した跡も残っています。(※この画像以降は2010年秋撮影)
「峠の湯」から2.0キロ、長いトンネルを潜り抜けると、ウォーキングコースの終点の「碓氷第3橋梁」に到着します。突然 橋の上に到着するので、初めての人はビックリしますよ^^
気が遠くなりそうなほどのレンガを使用して作られたアーチ橋。とにかく圧巻!碓氷峠の象徴とも言える建造物で、現在もその立派な姿を見ることができます。
ここを模型化しようと考えた人も多かったのではないでしょうか?ちなみに、この橋を下りることもできます。模型化するのであれば、似たようなパーツがなさそうなので、プラ板でなんとか再現するしかなさそう(?)。あ、それと今の時期はハチに注意してくださいね・・・^^;
また、第3橋梁の奥には、1997年9月まで使われていた、信越本線の電化後の「新線」跡(鉄橋)を眺めることができます。画像だとわかりにくい・・・というかわかりませんが(笑)
この先は整備されておらず、線路に立ち入ることはできません。下に旧道があり、バス停もあるので、バスに乗って軽井沢に行くこともできます(本数は少ないですが)。徒歩の場合は、来た道を戻ることになります。
今回の廃線探訪はいかがでしたか?ジオラマ製作のヒントになる部分もあるかと思います。廃線跡となれば、その哀愁漂う空気感を、いかに狭いジオラマで再現するかがポイントとなりそうですね。
ここの環境は非常に静かであり、気分転換にも最適ですので、是非 積極的に訪れてみてください。
それでは、今回はこの辺で失礼します~^∀^