再生産され6月7日にメーカー出荷しました「小田急3000形」塗装済みキット。
このキットは3000形の3次車をモチーフとしています。
3次車とは側面方向幕が大型化、スカートの大型化、前面青帯は登場時から細い。など特徴ある車両です。
前回ログで工作ネタとしましたこのキット、今回はパッケージを開封して中身をご紹介。
基本的なパーツは塗装、着色済みですのでタッチアップ塗装など必要なく組み立てることが可能。
ボディは一体成型です。シルバーの車体にドア枠部分だけ光沢あるシルバーの塗装印刷処理がされています。
前面は大型ガラスパーツを組み込むためポッカリと開口。
前面ガラスも印刷表現でブラック部分を再現、トータルセットにはワイパーインレタも付属しグレードアップが可能。
こちらは側面ガラス、ピラー部分は印刷表現。はめ込みタイプのガラスです。
そして屋根パーツは4両トータルセットのに4枚入り。
4枚それぞれ、各車両の特徴を再現するため作り分けられています。
たとえば↓これは先頭車に搭載されているラジオアンテナカバーです。
クーラーを避けるように途中で途切れたビート表現もしっかり立体化。
クーラーパーツはシルバーで塗装済み。サブマリンゲート式ですのでゲートカット後のタッチアップは不要。
垂直面の彫刻も省略することなく再現。
付属するパンタグラフはシングルアーム式。
架台が小さく、側面から見るとセンターからずれてアームが伸びている形状再現が見て取れます。
動力ユニットは未塗装キットなどに対応した従来型のものが付属。
床下機器は灰色成型で3種類、4両分がトータルセットに付属します。
このパーツは3次車専用スカートパーツ。
手前に見える塊はスカートの左右です。凹モールドは乗務員足掛けの部分ですね。
左奥の細い棒状のパーツはスカート中央部で、電連付き/無しで組立わけできます。
スカートパーツは3ピース構成。他にもL字アンテナなども含みます。
前述の前面ガラスパーツに貼り付ける行先方向幕はこちら。