はいどーも、裏方スタッフIです。
いきなり3Dイラストをご覧いただいておりますが・・・・
これは新製品の完成品ストラクチャー「公団住宅(UR賃貸住宅)」のものです。
さて、前回ログ・・・いや少し前から「ダストシュート」という単語が現われていますが・・・
それは何かというと~
↑昭和40年代前半までに建てられた住棟でよく見られる設備の一つ。
階段部分に1階から5階、屋根まで煙突のような凸部分がご覧いただけますよね。
それが「ダストシュート」
これ、各階からゴミを捨てられる便利設備なんです。
階段部分にはこのように↓投棄口があり
一番下にはゴミが溜まる部分があります。
(下の写真は取り出し口が閉鎖工事ずみ)
便利な設備ではあったものの、臭気など衛生面でよろしくない面もあったようで設備はあるものの使用はしなくなっていった経緯があります。
階段踊り場の各階投棄口は残念ながら閉鎖されてしまっていることが近年では多いですね。↓
さてさて、模型はこのダストシュートが設置された形状で立体化の予定です。
ちょうどTOP画そのものです。
ひとえにダストシュートといっても形状や塗装は複数種類が存在。
↓今でも現役のような雰囲気のものや
違和感なく塗装され、設備は閉鎖されていますが住棟との調和がとれているものなどなど
またダストシュートが使用されなくなってから建てられた設備なしの住棟は階段付近がスッキリした形になっていたり。
なかにはダストシュートを撤去したものも見られます。
取り出し口だけ残っておりダストシュート設備の名残が見て取れます。
今回製品化する公団住宅(公団)、(UR賃貸住宅)は、
向かって階段右側にダストシュートが設置された代表的な形状を再現します。
そのダストシュート部分にクローズアップ。
下の実物写真と比較いただきたいのですが、段積みっぽくなっている外壁も彫刻再現。
けして「ヌボー」とした表面再現では終わらせません。
ダストシュートの壁面、ブロックを積み上げたような模様も彫刻表現します。
今でもこのように纏まって建てられた姿をみることができ、線路際ですと撮影ポイントで有名な東大宮~蓮田間の尾山台団地。とJR車両。
かつて名鉄線路際に見られた稲沢団地。とクロスポイントの名鉄車両。などとの競演をさせてみるのも楽しいかもしれませんね。
グリーンマックス 完成品 ストラクチャー(建築模型)
公団住宅(公団)および公団住宅(UR賃貸住宅)の発売をお楽しみに!
本日の(も)ご案内役、裏方スタッフIでした。
*団地散策の際は住民の皆さんのご迷惑にならないようご配慮を。