こんにちは!ナゴヤ大須店スタッフNAです。
今回は珍しい工具を1つ紹介いたします。
↑WAVEから発売中の「型想い」です。名前に洒落っ気がありますねー
「型想い」には以下の特徴があります。
・お湯ですぐに変形する為作業が楽
・一度使用した型も再度使用可能
・細かすぎる部分などには型が入りきらず、若干モールドが甘くなってしまう
・・・などですがやはり安価で楽に作業できるので重宝しています。
↓ふだんは細かいパーツの複製に使用します・・・写真は鉄道模型ではないですが(汗
ですが、今回は少し変わった使い方を・・・
↑写真は今月再販いたしましたクロスポイント製キット名鉄6500系キットのボディです。
ボディの側面の行先表示の有無を選択できるようになっているため実車とは若干違う形状になっています。
これを「型想い」を使用してディティールアップしたいと思います。
①まず側面行先表示の部分を削りとります。今回はモールドを埋め込む為、さらに削り込みます。
②型を作る為、今回コピー元となるグリーンマックス完成品名鉄3500系を型取りします。
まず型想いを熱湯につけて柔らかくし・・・
3500系のボディに貼付!
この状態で元の硬さに戻るまで冷ませば型の完成です。
③完成した型にパテなどを盛り付け、型をずれないよう6500系のボディに合わせパテの乾燥を待ちます。
・・・というわけで転写できました!
まわりにパテのはみ出し部分が出てますがあとでカッター・やすり等で加工して完成です!
「型思い」はナゴヤ大須店で取り扱いです。
今回の方法以外にも「型想い」にはさまざまな活用方法があると思います。
皆様も研究してみてはいかがでしょうか?
~オマケ~
試しに屋根のビードを転写してみました。・・・が中心が合わずずれてしまいました。
要研究ですね・・・