Bトレ・鉄コレのパンタグラフ交換

今日気づいたこと。 

昨晩からの大雪を目の当たりにして、出勤途中の車窓を眺めていたら、

また雪景色のディーゼルカーを思い出した・・・。

あれっ!?もうかれこれ小1時間も乗ってるのに、まだ5駅しか進んでないぞ!

お蔭さまで遅刻してしまいました。

随分早めに出たつもりだったのに・・・orz

今朝の通勤通学、皆さんお疲れ様でした。

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(か)です、どうも。いつもご覧くださりありがとうございます。

グリーンマックスから発売しているパンタグラフは10種類あり、

旧型国電から国鉄、JR、私鉄の各車両に対応しています。

グリーンマックスやクロスポイントの車両キットや完成品モデルに用いるのは勿論、

バンダイのBトレインやトミーテックの鉄道コレクション、

各社ブラスキットなどにも幅広くご利用いただけます。

ここでは、バンダイのBトレインにグリーンマックスのパンタグラフを搭載するまでの手順を、ご覧いただきます。

ご用意しましたのは、Bトレインのパンタグラフ搭載の屋根とグリーンマックスのパンタグラフ。

取り付け足が2本のタイプは、そのまま装着可能なのですが、

写真のPT71B(NO.5808)とPT71A(NO.5807)に限り、取り付け穴を新たに開ける必要があります。

まず初めに、元々装着されているパンタグラフを取り外します。

屋根の裏側から取り付け足を押し出しすことで、パンタグラフを取り外すことができます。

左が元のパンタグラフを取り外した屋根、中央下が取り外したパンタグラフです。

その上がグリーンマックスのパンタグラフPT71B、

その右にありますのは、4本足用の取り付け穴を新たに開けるための冶具です。

冶具は裏返すと、2本の足が生えており、この足を屋根に装着することで、

4本足の穴の位置が定まるというものです。

屋根には他社パンタグラフが搭載できるよう、4つの穴が開いていますが、

この冶具は、進行方向に並んでいる穴(画像の黄色で囲った2箇所)に差し込みます。

こんな感じで屋根に装着します。

4本足の取り付け穴はΦ0.6mmです(パンタグラフのパッケージに案内有り)。

ピンバイスとドリル刃を使って、穴を開けます。

垂直に注意しながら、慎重にドリルを回します。

4つの穴を開け終えましたら、冶具を取り外します。

Φ0.6mmの穴が4つ開きました。

新たに開けた穴に、PT71Bを装着します。

装着完了。お手軽加工で、精密感が格段に向上しました!

4本足を屋根に取り付ける場合、無理に力をこめて押し込もうとしますと、

パンタグラフ自体が壊れたり、取り付け足が折れてしまったりする恐れがあります。

写真で示した取り付け穴の根元部分を少しずつ徐々に押し込むのがコツです。

たたんだ姿勢も実物のイメージを損なうことなく再現できています。

 

このシングルアームパンタグラフですが、立ち上げようとする場合のコツですが・・・、

ピンセットの先端や爪の先などで、まず間接部分をそっと押し上げます。

すると、こんな感じでパンタグラフが立ち上がります。

シューの部分が傾いているままでは格好悪いので、姿勢を整えます。

最初に持ち上げた間接部分が動かないようにそっと抑え押さえながら、

指の腹などでシューの向きを整えます。

万一、パンタグラフの屋根への取り付けが緩い場合には・・・、写真のように切り出した両面テープを、

屋根のパンタグラフ装着穴を塞ぐように貼り付け、

そのテープの上からパンタグラフを装着すると、しっかりホールドしてくれます。

屋根の穴が大き過ぎても・・・しっかりと装着できました。

 

逆に屋根の取り付け穴がきついと感じた時は・・・金属丸棒やすりの出番。

軽くヤスッてはパンタグラフを装着し・・・様子を見ながら、取り付け穴を広げます。

金属丸棒ヤスリがお手元に無い場合には、

写真のように、取り付け穴にカッターナイフの刃先を差し込み、カッターをクルリとひと回し。

パンタグラフの取り付け穴を徐々に拡げます。

いっぺんに拡げ過ぎてしまうと、パンタグラフがユルンユルンになってしまうのでご注意ください。

屋根の裏側から行なうのもコツのひとつです。

 

上から見下ろす機会の多い鉄道模型。屋根上の精密化は、かなり効果ありますよ、是非!

 

それでは今日も、すてきなホビーライフをお過ごしください。

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