最近、通勤途中で8000系との遭遇する機会がめっきりと少なくなり、白い鋼製車体が珍しく感じるようになっている商品企画スタッフMtです
GREENMAXから塗装済キットシリーズで東武8000系は好評発売中。
いよいよ実物車両がなくなるとキットの店頭在庫もなくなるでしょうから、確保は今のうち!をオススメします。
さて、8000系が少なくなり50000系シリーズをよく目にしますが、それ以上にこの10030系/10050系を見かけることが多くなりつつあり、今回はそのキットを紹介したいと思います。
ラインナップは「塗装済キットシリーズ」。
そのうち、板状ボディの車体構造となっている製品です。
キットを開けるとパッケージなみなみになるくらいのパーツ量。
かといって組み立てが難しいキットでもありません。
パーツの全体はこのような様子。
このキットを構成するパーツの種類は以下の通りです。
順番に見てまいりましょう。
まずは主となる「車体」パーツです。
シルバーとマルーンの帯は印刷済みで、細かな塗装作業は不要です。
屋根パーツです。
よく似た板状パーツですが中間車/先頭車用で作りわけがなされています。
こちらもグレーで塗装済みとなっています。
このキットは10030系と10050系のいずれかが製作できるパーツ展開となっています。
連続タイプのクーラーが10050系用です、同じ車体でも屋根がよく見える鉄道模型では10030/10050系の差が明瞭で2形式欲しくなるモデルにきっと思えてくるはず。
板状車体と聞いて組み立て作業を敬遠される方もいるはず。
このパーツはガラスパーツですが、側板や正面、妻面を貼り付けるイメージで比較的簡単に箱状に組むことのできるガイドともなります。
こちらは床板パーツ。残念ながら設計が少々前なのでレールから台車車輪に集電して室内灯などを組み込む仕様には対応していません。
付属する動力ユニットはその重量から牽引力に定評のあるこのタイプです。
トータルセットですので、必要な台車やパンタグラフももちろん付属しております。
サクサクっと簡単に仕上げるなら工具だけ準備するのみで簡単。
前面ガラスや側面ガラスは「印刷」によりワイパーやサッシなどを表現しています。
床下機器は床板とは別パーツになっており、複数種類が付属します。
組み立て完了後、最後の仕上げに「自分の好み」にあわせて行先や種別、編成に対応した車両ナンバーをステッカー・インレタ転写シールにて再現、精密度を増すことができるものです。
次回は2回に分けてもう少し詳しく、組立て見本品も合わせて解説してまいります。お楽しみに!