ブログをご覧のみなさん、こんにちは。裏方のスタッフ i です
さてさて連続アップ中 ↑ リアルな模型へと追加工作しているわけですが、今回は・・・
下準備も終わり、いよいよメイン作業に進みます
工程は大きく分けて2つ
①塗装 ②ドライブラシ です
では①塗装から・・・
準備するのは「つや消しブラック」
ミソは「つや消し」です、汚れている部分はほとんど艶がありませんからね。
でも黒?と思いますよね
黒はベースなる色で、特に「影」の部分となるために吹きます
「影」とは床下機器でも奥まった部分や凹凸の凹部分の暗い部分のことです
実際に黒は↑まず床下機器裏面から吹きます、斜めに進行方向から~
次に逆進行方向から~
キッチリと真っ黒になるまでは吹いていません
ある程度ムラになっても気にせず進めます、このアバウトさが重要(笑)
いよいよ床下機器表面にかかりますが、やはり「影」の部分に塗装を・・・
具体的には車体の裾の暗い部分や機器の隙間を中心に、濃さも吹きつけの回数によって強弱をつけます
このあと黒より明るいブラウン系の塗装をするのですが、塗り重ねたブラウンが黒とうっすら黒、灰色成型色の下地で色調が異なるように狙っています
6両分、塗装を終えた状態です、しばし乾燥
台車は塗料が食いつきません・・・無理やり塗っています
そして黒を吹いても真っ黒にはしておらず、アバウトに吹きつけています。。。その方が後々味がでますよ
下回りだけリアルにしてもバランスが悪いので、屋根にも少し誇張して追加塗装をしました
パンタ周りと妻面の様子です
塗料の濃さは通常右側のように、左側のように「ビヤー」となってしますのは薄すぎでよろしくないとされています。
屋根の上に塗装した今回は、薄い左側の塗料濃度で「ビヤー」広がらないよう薄吹きしながら「ボヤー」となるよう吹きつけました
実際に吹く際はマスキングなしで、進行方向から。。。パンタからの汚れが流れクーラーなどの垂直面にぶつかるであろう部分へとブラシを動かします
パンタから遠くなるほど薄く狭く、濃さや範囲、ぼかし具合は吹きつけ重ねる回数と吹きつけ距離で調整しています。
あくまで塗料の出具合は一定で行います・・・一気に濃く吹き付けたいところですが焦らずに
ベース塗装がひと段落し、次にブラウン塗装に進みます
実物写真をよく観察してイメージをわかせつつ
つづく