「行先表示器・標記類」と言う名の”模型”

スタッフブログをご覧のみなさま、こん××は。

スタッフのSです。

今回も、小田急8000形 更新車 について取り上げましょう。

     

本来ならば前回の続きと言いたいところですが、今日のお題は製品に付属する「ステッカー」についてのお話。

小田急8000形 「快速急行|藤 沢」 表示 新書体(角ゴシック体)

     

こちらが、今回のセットに付属する「S-4156 小田急8000形 更新車ステッカー」です。

   

主な収録内容としては、更新車で採用されている3種類の表示(フルカラー新旧書体・3色LED)、優先座席、優先席、号車表示、乗務員室、弱冷房車…となっています。

スペースの都合で、収録出来なかった行先については…申し訳ございません…。

では、駆け足でご紹介いたしましょう。

まずは、フルカラーの新書体(角ゴシック体:便宜上の表現)。「A」「B」に、主に前面に使用いたします。

    

次に、同じく旧書体(明朝体:便宜上の表現)と、3色LEDです。こちらの「A」「B」も、主に前面に使用いたします。

    

そして、それぞれに対応した側面用行先表示です。

     

そして、今回も東急5080系と同様に、LEDのドットの配列通り、ほぼ実物通りにトレースを行って再現しています。

資料の関係から、9.5割の完成度と言ったところでしょうか? 

     

さて、小田急ファンの方ならお気づきかもしれてませんが、この形式では、前途の通り2種類の書体が採用されています。

側面行先表示を例に挙げますと…

旧書体(明朝体)

    

新書体(角ゴシック体)

     

両者を比較すると、一目瞭然ですね。

     

両者の画像を並べると、こんな感じになります。

    

漢字の書体の他に、あともう一つ違いがあります。それは何でしょうか?両者を良く見比べて頂くと判るかも?

     

ちょっと話は反れますが、これまでグリーンマックスのステッカーでは、下記のステッカーも同じ方法で作成しています。ボツネタも含みます(笑)

このブログにも書きましたが、なぜそこまで時間を掛けて作るのか…?

確かに、小さくなってしまえば、ここまで努力(?)を費やしても、皆様から「・・・・・」と思われるかもしれません。

しかし、上回り等…他の箇所が良く出来たからと言い、このような標記類なんてどうでも良い…とは、私自身がモデラーの身なので、そうは思いたくないのです。

これは、他社では真似出来ない…であろう、グリーンマックスのオリジナリティーの一環(?)として表に出しています。

     

大げさに言えば、これは、実物の標記・表示類の約150分の1の”模型”だと思うのです。

製品で使用されているパンタグラフやクーラー、ダミーカプラー、床下機器についても…約150分の1の”模型”なんです。

(機能としてはダミーですが…)

     

ボディー(車体など)だけが模型ではありません。

ステッカーや車両マーク類も、立派な模型…だと、私は思います。

と、そう思うのは私だけでしょうか?

         

ちょっと長くなりましたが今日はここまでとして、今度こそはボディーや床下機器などを取り上げることにしましょう。

それでは、今日はこの辺で…Sでした。

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