組立のツボ

すっかり201系ばかり話題にしている2名のスタッフのうちのひとり、スタッフIです

ブログご覧のみなさんこんにちは。

前回、製品を紹介しておきながら作らないのもなんなので・・・

今回は組み立てる上でクセのある部分や特徴など追って組み立ててみたいと思います

まずはガラスパーツを車体にはめ込むわけですが、ニッパーを

使わなくてもいいんです

↑ このように手で折り曲げつつゲートカットが一気にできます

妻面ガラスをはめてから、側面ガラスをはめ込みます

また前面ガラスの追加工作は⇒こちらをご覧ください

先頭車は一部分をカット。折り目が入っているので、手で折ることも可能です

乗務員ドアは少々はめ込みにくいです・・・

なので

↑ 窓の内側角部分の4辺を面取りするような感じで切除します

そうすると取り付けやすくなり

多少きつい場合はピンセットの後ろなどで広い面積で垂直に圧力を欠けるとよいです

ガラスが終わると屋根を取り付け~

中間車の屋根には向きがあり、特にパンタ配管ない場合は間違えやすいです

↑ 妻面と屋根に手スリ&ハシゴモールドを一致させます

次にパンタの取り付け、このキット付属のパンタは板バネによって上昇姿勢を固定するものが入っているロットなので・・・

そのまま取り付けると腰高くなるので、取説通りパンタ足をカットします(左足:カット後  右足:カット前)

まずは板ばねを指で押して、すこーし平らぎみにします

そのままですと屋根~パンタのクリアランスに入りにくく

次に板バネを挟み、裏側からゼリー状の瞬間接着材をつけます

この時パンタが台座から浮かないようシッカリ押さえておきます

瞬間接着剤といえど、固まるまでにバネの力でパンタが浮くので・・・硬化剤を使い、すぐに固めてしまいます

操作としては↑ピンセットを用い毛細管現象を利用し~ピンポイントでガスによる白化する前にたらします

表面の塗装面に硬化剤が周るとシミのようになるので注意が必要です

ちなみにピンセットに「シュッ~」と吹いて充填準備しています

できあがり~♪

板バネ式でもこのように取り付けるとシッカリ上昇

屋根を取り付ける時は、両端をはめてから中央部を圧入するのがコツ

中間車の屋根は・・・片側だけバリが見られ、はまりにくいクセがあり

↑写真の部分をナイフでカンナのように使い削ります

(やりすぎると削った部分が組み込んでも露出してしますので注意)

あとのはめ込み方は両端⇒中央部の圧入の順で取り付けます

最大級のめんどくささを感じる「細ーいパーツにインレタ転写」

これも工夫しだいで簡単になります

安定した土台と転写する水平面にジャマがないようにするだけ

↑ このようにして。説明は不要ですね(笑)

丁寧な準備によって転写作業も楽々こなし、終了です

最後に地味な床下機器の接着作業

ゴム系接着剤は効果まで時間がかかるのでクリップで押さえ、他の作業へとすすみます

このような製品のクセや手抜き工作!?をして完成です

コツさえつかんでしまえば数時間で組み立てられることもできるかも!

今回は201系体質改善車を題材としましたが、これから組立にチャレンジする方のご参考に~では

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