103系広島D01編成を作る⑤

修理部 名野です。

広島103系製作、最終段階ですよ~

前回でここまで作り終わりました。

残すは、塗装とディテールアップ用エッチングパーツの取り付けです。

今回はドアパーツの取付編です。

D01編成は、一部の車輌が冷房改造の時期にドアを金属おさえに交換しています。

左が交換されたドア、右が元のドア。

オリジナルのドアとは形状が違いますので、この部品に交換します。

トレジャータウン製TTP203-02「国電用側扉(フチなし押さえ金)」

交換するのは、クハとモハ。クモハはそのままにします。

クモハ―モハは、ユニットを崩していないのに、ドア形態が違う車輌なんですね。

さて、加工の方に戻ります。

先ずはボディから。

元のドアは不要なので、切り取ります。

ここは、失敗できないので、慎重にいきます。

1mmドリルでこのように穴を開け・・・

その穴をニッパーで繋ぐように切り、

抜き取ります。

そして、ドアふちがなくなるまでデザインナイフやヤスリで削ります。

削りすぎには十分に注意を。

次にパーツの切り出し。

少々厚手のステンレスエッチング板なので、エッチングバサミを使うと刃が駄目になります。

ラジオペンチや電子工作用のニッパーを使うと良いですね。

一箇所取れたら、あとは曲がらないように折り取ってもいいかもしれません。

切り出したそのままでは、ゲート跡が残ってますので、金属加工用棒ヤスリで整えます。

できたら、一度ボディに当ててみましょう。

・・・

少しドアが大きい・・・?

ここは、ぴったり嵌るように調整します。

キツ過ぎず、ユル過ぎず。

ここもすこーしずつ、慎重にすり合わせ。

こんな感じにぴったり嵌ればOK!

同様に「片側4箇所×左右2箇所×2両=16箇所」を加工していきます。

いっぺんにやらずに、少しずついきましょうかね・・・

そして、もうひとつ。付属している妻面貫通扉も利用します。

このドアも、JR西日本N40延命工事車の特徴です。

・・・ここも難儀しそうです。

次回に続く(?)

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