京急(旧)1000形を分散冷房車に改造!⑦

大山通信をご覧のみなさん~こんにちは。裏方スタッフの いのうえです。

このスタッフブログが始まり2年・・・で3000件以上の記事・・・(汗)

埋もれている改造ネタをピックアップ!

 

それでは~第7回(最終回)をどーぞ!

*****************************

車体も完成し残すは台車のみとなっており・・・いよいよ今回は最終回です

前回ログでは集電タイプの床板に非集電タイプの台車を取り付けましたが、

 

動力ユニットも台車枠を交換する必要があります

 

(!)メーカーは動力ユニットの分解をすすめてません、破損の恐れがあるので充分注意を!

動力ユニットの台車枠を交換するには本体と台車を分割します~台車枠を左右両側から挟み・・・

 

片側ずつ離脱させます

 

上部の銀色部分のフレームが動力ユニット内のツメと勘合し支持しています

左右から台車枠を挟むとフレームが【 | | 】から微妙に【 ハ 】の字状になり、ツメを折らずに台車を脱することができます

 

動力ユニットのツメ部分とは、ピンセット先の小さな突起の部分です

 

つぎに交換する台車枠はスンナリ交換できるもの、できないものがあります

見分ける方法は・・・

↑ 底に3つの穴が開いているのですが、(左)四角い穴が3つ開いているタイプはスンナリ交換が可能です

底面内側を観察すると中央の穴付近がギア形状にあわせて掘り込まれていて、これは室内シースルータイプの動力を低重心化するための跡であり、対応しているポイントです。

 

 

またスンナリ交換できないタイプの台車枠は底面内側の突起を撤去、底面の穴はギアに当たらないようカッターで拡大します。

 

そして、台車枠を組み付けて長かった工作も終了です

 

今回7回にわたってUPしました改造工程 

主に改造した部分は

 

分散クーラー車の特徴である直線の前面雨どい

 

先頭車のアンテナ配管再現 ・ 中間車のパンタグラフ周辺配管の工作

 

床下機器のパーツ交換

 

正面のジャンパ栓跡などの再現

 

屋根の塗装、クーラーメッシュのスミイレなどを行いました。

詳しい工程は「虎の巻」と検索してご覧ください

 

そして工作に挑戦してみてください!では~裏方のスタッフIでした

Comments are closed.