前回のざっくりした塗装済みキット構成に引続き、どんなパーツが封入されているにかカタログ目線より踏み込んで見ていきます
今回は組立て見本を工作し、一緒にアップします。
まずはパーツ構成はこのようなもの。
10030系と10050系の各々専用クーラーパーツや収録内容たっぷりの行先ステッカーなど作りごたえある内容です
まずは工作のメイン、ボディパーツから観察。
こちらは先頭車ボディ、板状キットとなっており5面の板を箱状に組み上げ車体を作ります
前面パーツ
アンチクライマーの取付ボルトや渡り板のヒンジなど彫刻も細かく再現されています
側面の方向幕は彫刻表現ではなく、ホンモノと同じように抜けて表現されています。
そして中間車の車体パーツ。
銀色一色のように見える車体ですがドア枠部分は色調の異なる銀色で色分け表現。
実物車両ではとても目立つ車体裾部分の●●●●●凸部分、もれなく彫刻にて再現
屋根は左右のランナーとも同じように見えますが、作りわけされています。
こちらは先頭車用の屋根。作りわけとは、先頭車屋根はL字アンテナ取り付け穴が開いています。
屋根のパンタ周辺意匠。避雷器は別パーツ化。
板状ボディキット=塩ビガラスですが、このキットははめ込み式の一体ガラスが設定されています。
奥が先頭車用、手前は中間車用で、右端の形状が異なり見分けられます。
車体を接着し箱状に組み上げていく際のガイドとしてガラスパーツは役立ちます。
窓部分はサッシの銀色枠が予め塗装表現されています。
細かいサッシへの塗装作業は不要。
ガラスをはめ込み組立てると実感的な雰囲気がよくわかります。
妻面ガラスもこのように表現されます。
上記の車体パーツを組立てることにより先頭車はこのように
中間車はこちらのように仕上げることのできるキットです。
商品企画Mt~つづく