【スユニ50】完成までの遠回り。

毎度ご愛読ありがとうございます、大山通信・商品企画のKです。
今回は秋葉原店ブログに出張記事です~。

まず、大山某の記事ではこんな感じでした
ようやく手に入ったクロスポイントのスユニ50ですが、ストレートに組んでしまうのもいいけど、ここはひとつ小改造でグレードアップしてみたいと思います。製品の改造例ですので、参考までにしばしお付き合いくださいネ。
※例に倣って改造が上手くいかなかった場合の責任は負いかねます。


▲せっかくの塗装済みキットですが、個人的に欲しい色味ではないので塗装を剥離しました。


▲シンナーで剥離するのはプラ成型品を脆くしてしまい、破損の恐れがあります。
ちょっと特殊なものですが(IPA)というものを使って落としました。近年ではとくに鉄道模型の改造分野では広く知られるようになって来ましたが、詳しいことはここでは割愛させていただきます。


▲床下機器類は説明書の指示に従って取り付けます。
改造ではないですが、箱型のパーツはプラ板で裏打ちしておきます。用はハリボテ感を隠すためのちょっとした気遣いです。


▲さて、お次は車高調整。
このキットの床板は窓パーツに伸びていたリブで支持されていて、それによって車高が固定される仕組みになっていました。
わずかに1ミリ未満の調整ですが、窓パーツのリブを切り落として2ミリのプラ角棒で新規にリブを作ります。裾から1.7ミリぐらいが目安です。


▲車高の基準はTomixのマニ50としました。施工の結果、これなら同じレベルですよね。
ちなみにKATO製TR47台車に換装しています。


▲屋根には箱型ベンチレーターが最初からモールドされ、一体成型になっています。
細かい部品の取り付けをしないで済む分すぐに完成までもっていけますが、ここは別パーツ化してディテールアップを計ってみようと思いました。箱型ベンチレーターのモールドを削り落とし、代わりに同系の別パーツの箱型ベンチレーターを調達します。
GMの別キットやバルクなどでも手に入りますが、ウチに旧製品のマニ44のベンチレーターがありましたのでこれを使います。


▲一体成型では表現しきれない細かな立体感を再現しました。
外見上で改造したのは全体を見てもここだけです。


▲そんなわけであとは塗装するのみになりました。
塗装だけは時間のあるとき(それと晴天)に行うので、しばらく放置です(´д`)

そうそう、改造レシピに困ったらスタッフにちょっと訊いて見るのもいいですよ。
結構手を動かすのが好きなスタッフもいますし。ん?アタシでもいいですけど、記事のとおりの腕ですが(´ω`)ノ゙
パーツプロショップならではの強みをご活用ください。

それでは、お邪魔しました!大山通信のほうもヨロシク。

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