【製品案内】HQエコノミーキット『103系<高運・ATC車>』その3

毎度ご愛読ありがとうございます、営業部の加藤デス。

『着色済みハイクオリティエコノミーキット103系<高運・ATC車>』のご案内です。今回は編成例などなど、103系の高運転台車ならではの楽しみ方をご提案いたしましょう。

▲ポスターに掲載した画像は武蔵野線の晩年の姿ですね。

現段階ではまだ試作品は公開待ちですのでお見せできる要素はありません。そんなわけで、103系のATC車というとどんな編成が組めるのか?というのをいくつかご提案しておかねばと思いまして、代表的な編成例と、作りこみ要素たっぷりな編成を掲載いたしましょう。

まずは今回の新製品より、オレンジ色の編成の代表格から。御覧の通り車番まで調査済みですので、工作の際は資料としてお使いいただけます。

▲今回の新製品、「高運ATC車/ユニットサッシ車」のみで組成できる中央快速線の編成例です。81年に201系が投入されるまでの数年間在籍していました。本製品のセット構成はクハ2両セット、モハユニット2両セット、サハ2両セットという形態なので、10両編成を組成するためのヒントになりますね。

 

▲この編成は異端かもしれませんが、先頭車こそ非ユニットサッシの低運・冷改車であるものの、中間車はすべてユニットサッシ車という編成です。先頭のクハは発売中の≪18001≫を使用します。ただし、4両セットなので中間車が余剰になりますね…

 

▲こちらは民営化後の武蔵野線の一般的な編成です。中央線よりサハがない8両編成といった位置づけです。この編成は豊田の所属でした。

 

▲武蔵野線の中でも注目すべき編成がこちら。2005年に武蔵野線から撤退するまで最後に残ったE15編成は、この編成表にも記した通り、中間車モハユニットの一部は非ユニット窓で、しかもうち2両はクーラーがAU712形を搭載しているという特異な編成です。モデラー諸氏はきっと挙って作り上げると思われる編成でしょうね。

 

さて、続いてスカイブルーの編成です。

▲京浜東北線・根岸線に投入された10両編成で、国鉄時代の編成表です。これも一貫して全車がユニットサッシで、高運ATC(準備)車となっています。

 

▲103系は晩年までユニット単位で組み換えが頻繁に行われていましたので、こんな編成表があったとしても翌年には違う車番のユニットが組み込まれていることもザラです。この編成はよくよく見てみるとサハの1両が非冷房車という風変わりな編成ですね。といっても、103系の総本山的なあの山手線でも非冷房ユニットが組成されていたなんていうのは当たり前だったので、さして驚くほどでもありませんが、こういう異端車が混ざるのはモデラーとしてはワクワクするものです。

と、京葉線の編成も載せたいところだったのですがお時間が来ました。ハイ。

 

ここで製品について補足のご案内があります。

今度の製品は着色済みボディキットです。基本色の塗装と、前面飾り帯の印刷が入ります。側面のクツズリについてですが、実車どおりに再現となると、その時代や個体差が激しいため、印刷なしという選択に至りました。クツズリにつきましてはお客様で色差しして再現してください。なかなか悩ましいディテールですよね、ココ。

 

製品の詳細情報は公式HPよりご覧ください。

 

製品の発売は8月頃を予定しております。

今回ご紹介した製品はグリーンマックス製品取扱販売店にて予約を受付けております。確実に購入されたい場合は、ご予約をおすすめ致します。
なお、販売店様により予約締め切り日は異なりますので詳細は各販売店様までお問い合わせ下さいませ。

デハ!

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