【飯田線】クモニ13を作ろう!

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

再生産商品、No.308のエコノミーキット「国鉄クモハ12+クモニ13」が先日メーカー出荷になりました。
プラ製でクモニ13というと、あまり例がないこともあってか、今現在も人気の商品です。完成品化?まだないですね…
ないものはキットで作る!


▲ってことで、仕掛かりと以前作ったものを。

今回画像多めです~♪

今回のネタは工作派向けです。
お題としては「飯田線のクモニ13」なんですが、キットのストレートでは残念ながら飯田線に在籍したグループとは形状が異なります。
あまりこういうところに拘らない人には無用の話かもしれませんが、中級レベルの工作で再現できるので、アタシ流のいじり方でご案内!


▲しょっぱなから金属パーツが飛び込んできましたが、ここが要です。
というのも、飯田線で活躍したグループはキットのモールドとは「母線」「空気作用管」が左右逆なんです。
そこでまずキットの前面パーツのうち、配管のモールドがないものを両端に使用します。

なお、母線は真鍮線(割りピンの変わりにカプラーバネを切ったもので固定)、空気作用管はTAVASA製のエッチングパーツを使用しています。


▲床下機器の配置。キットに付属している機器類を半分ほど使っていますが、一部はストックから。
これでも忠実な再現ともいえませんが、Nサイズではこの程度で十分だと思われます。


▲床下機器に拘っているので、ウェイトの取り付け位置は室内側に移設しています。固定用のリブは特にいらないかもしれませんが、なんとな~く。


▲さて、ここで今回の作品のもっともやりたかったテーマ「KATO製の飯田線旧型国電との連結」を実現すべく、KATOカプラーの設置を行いました。
このボディマウントカプラーは「いつかのために!」と思って早めに購入しておいたのですが、日の目を見るときが来ましたw
設置方法は単純。床板にツメの逃がしを作るだけです。とは言ってもこのままではまだ固定されていないため脱落してしまうので、次なる加工が必要です。(実は解決してないので思案中です・・・)


▲なかなかいい感じです。あとは連結レベル(相手との高さの問題)がクリアできるか?ですね。


▲結論から言うと「OKで~す!」
ボディは前回の作例に載せ変えたもので撮影してます。いい感じじゃないですか?


▲なかなかいい感じ♪


▲ここで前回の作例もちょこっと紹介。
作ったのは2年前のちょうど今頃ですね。クモニ13026をプロトタイプにしている関係で、屋上や配管がキットの加工ポイントになっています。


▲で、もう片方はクモニ83-100番台との連結まで実現!
この両者はTNカプラーで連結しています。クモニ83は動力なしであればTNが取り付けられます。※メーカー推奨ではありません。
そう、クモニ83+クモニ13+KATO製旧型国電という夢のコラボが実現!


▲飯田線のお楽しみアイテムが充実してきています。KATOからはEF10なんてスバラシイ機関車までリリースされましたので、往年の飯田線再現もどんどん幅が増してきました。

グリーンマックスはこの先、クモニ83-100番台の「101番」を発売いたします。屋上配管が先に発売した102番と異なる車両ですので、ぜひコレクションに加えていただきたいですね。

デハ!

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