No,2131 都会型対向式ホームの組立 ⑥ 組立 完成まで

出荷担当の関根です

前回 ガラス・ステッカーを貼り付け売店の組立まで進みました。

今回 組立・完成までの紹介です。

対向式ホーム最終回です。 以下のリンクでここまでの製作過程がご確認頂けます。

都会型対向式ホームの組立 ① 本体やすりがけ

都会型対向式ホームの組立 ② 小パーツやすりがけ

都会型対向式ホームの組立 ③ ホーム形状のアレンジ

都会型対向式ホームの組立 ④ 本体塗装

都会型対向式ホームの組立 ⑤ ガラス・ステッカー貼り

売店の組立

  

組立説明書を確認しながら

準備した各パーツをゴム系接着剤で組み立てて行きます。

ランナーに付けたまま工作してきたパーツを切り離し

接着剤で固定します。

 

ホーム両端に小パーツを接着面に少量のゴム系接着剤を付けて

水平垂直に注意しながら設置します。

傾きがある場合は接着面をやすって調整します。

 

屋根を支える支柱に進みます。

吊り下げ看板の形状が3種類あります。

設置時は番線表示や時計等の位置関係を考えながら設置します。

ここもゴム系接着剤で固定しました。ゴム系接着剤の良いところは

接着して時間が経った後からでもパーツを壊さずに取り外して位置が

変えられます。

支柱の看板が不要だと考えればカットして使います。

 

階段を取り付けます。

仮組みして接着剤が必要な部分を確認して

階段側壁を固定した後

階段を取り付けています。角度と位置は現物合せで決めました。

 

本キットに2つ付属する駅名看板を

ホーム両端にゴム系接着剤を少量使って取り付けました。

設置の有無、取り付け位置は自由です。

 

ホーム延長部を完成させます。

組立説明書には

◆お好みで延長部を取り付けます。手すり(21)はカットして使用します。

と記載されています。

カットしてみます。 寸法は現物合せ、お好みの長さとします。

今回の作例ではこのように作ってみました。

 

ここまでできました。残りはベンチと屋根です。

ベンチは自由に配置します。

実物の駅ならどんな場所に設置されるか想像しながら

ゴム系接着剤で固定しました。

 

屋根を取り付けて組立ては終了です。

 

対向式ホームと組み合わせても使える 中型駅との接続部分はこのようになりました。

No,2132 中型駅 作例まとめ と 小加工

  

階段とホーム端部分

 

1セットに含まれる内容の完成例です。

 

 

ホームの高さについてのご案内です。

↑ フレキシブル線路と組み合わせ

GMストラクチャー駅は全てフレキシブル線路に対応しています。

(ホームの高さは12mm)

その為

↑ TOMIXレールとの組み合わせ

道床付のレールと組み合わせますと、低いホームとなります。

 

↑ KATO ユニトラックとの組み合わせ

かなり低いホームです。

そこで、1.5mmプラ板を対向式ホームの下に敷き かさ上げをしてみました。

 

KATOレールの場合、まだ低めなホームです。

気動車が似合う駅には良さそうです。

 

現代のホームはバリアフリー化が進んでいるので地域によっては

KATOレールにはもう少し厚みのある板が必要のようです。

 

TOMIXレールには丁度よい高さになりました。

ローカル線や、一昔前の時代表現には1.2mmプラ板を使うと良さそうです。

設置する際にはホームの高さを工夫してください。

 

組立て工程でご案内できませんでしたがホーム側壁にはのりしろに切れ込みが入っています。

これはカーブしたホームを再現したい場合に便利です。

ホーム端で屋根のない緩いカーブであれば、ホーム上面をカーブに合わせ加工することで

再現できると思います。

全体的にカーブしたホームを作る場合はホーム上面を新たにプラ板を用意して

作ります。 屋根を付けようとした場合、工作のハードルがぐっと高くなりますので

各自研究の上お楽しみ下さい。

 

屋根を外しての設置のイメージです。

 

完成後には数人の人形を配置してみました。

経済的には苦しいですが、それに見合った効果と楽しさがあると思います。

 

No,2131 都会型対向式ホームの作例紹介でした。

自由度が高い組み立て式キットの利点を生かして、

理想とする駅の再現を目指す方には特におすすめの製品です。

 

 

次回から、この対向式ホームと組み合わせても使える

小型駅キットの組立て に続きます。

 

 

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