商品管理部名野です。
さて、本日製品の詳細が発表されました、山陽電鉄5030系ですが、早速出来上がってきている試作品の細部をご紹介していきましょう。
※ご紹介する画像は全て試作品です。最終的な製品とは細部が異なります。
先ずは先頭車。
ありあわせの下回り部品を使用しているため、実際の製品とは異なりますが、組み上がりのイメージとしてはこのような感じです。
特徴的な左右非対称な前面ガラス形状もしっかり再現。向かって右側の運転席下、車番周囲の黒色は印刷で表現します。
試作品では形状が異なってしまっていますが、前面貫通扉上部の形状は実車通りに修正されます。
妻面は、山陽姫路側先頭車の5630(奇)と西代(阪神梅田)側先頭車5630(偶)でそれぞれ作り分け。
妻面ガラスも専用のはめ込み部品が入ります。
屋根側には、雨どいに溜まった水の“落とし口”を彫刻表現しました。
シンプルな屋根なので、ちょっとしたアクセントになっています。
左右で異なるこの落とし口の位置も再現します。
また、一番初めに発表しました内容では3種類の製品化予定がありますが、第一弾である「新シンボルマーク・2018年仕様」は、他二つとは異なる専用仕様の部品を使用します。
2018年仕様は、標識灯の色が白色になり、パンタ車のカギ外し線が撤去されている状態を再現します。
製品でもその違いを再現するため、ボディと屋根それぞれに専用部品を起用しています。
カギ外し付きのボディと屋根は、残りの2種類で使用するため、今回の製品では使用されません。
また、屋上配管の一部には、実車同様の赤色配管を再現するための印刷が入ります。
側面ガラスは、5000系とは異なる、5030系ならではの窓割り彫刻を入れてあります。
試作では色が入っていませんが、製品版では各部窓桟に印刷が入ります。
他にも実車の各中間車梅田寄り側面扉脇に小さな手すりが付いていますが、製品でもしっかり彫刻で再現しています。
実車のちょっとした部品で省略されがちな形状ですが、今回のコダワリポイントのひとつでもあります。
今回6両編成セットながら、ちょっと高めな価格設定になってしまいましたが、その分の作りこみと実車の形態差をしっかりと再現しています。
まだ出来上がっていませんが、台車と床下機器も新規部品ですので、こちらも出来上がり次第追ってご紹介します。
グリーンマックスとして初の山陽電鉄製品となる5030系、本日よりご案内開始となっていますので、ご興味ある方は是非ご予約ください。
商品の詳細はコチラ。