売店の組立

 出荷担当の関根です

都会型島式・対向式ホーム、小型駅キットに付属する売店の作例紹介です。

このランナーに含まれています。

売店パーツの他に駅名板、延長ホーム、柵、吊り下げ形駅案内、

階段用側壁が含まれています。

組立説明書にはないパーツも含まれていますので

自由に配置してください。

 

売店組立図をよく確認して完成状態を想像しながら

各パーツを見てみます。

 ↑ 両側面

↑ 両側面 裏(内側)

 ↑ 背面

 ↑ 背面 裏(内側)

 ↑ 正面

他に写真はありませんが 屋根と床パーツがあります。

 

ランナーごと下塗りの黒をスプレーした後、各パーツを切り出し

少量のゴム系接着剤を使って仮組みし

ヤスリを使って整形しました。

実物ならどんな形状になっているかをイメージしながら

抜き勾配と、不要な凸凹を処理しています。

 

塗装に進みます。

屋根と土台をGMカラーNo,14 灰色9号で塗装し、

乾燥後、GMカラーNo,19 ベージュA(西武車両他用)を

軽く塗り重ねています。

 

屋根上部と側面を塗り分けたいのでマスキングテープを

上部に貼り

つまようじを使って段差部分をなじませて、デザインナイフで

モールドに沿って切り込みを入れ 不要部分をはがしました。

 

各パーツを接着して、再度下塗りの黒をスプレーし

 

全体をGMカラーNo,21 アイボリーA(小田急車両他用)で

塗装しました。

 

背面の自動販売機を塗装します。

自動販売機部分以外をマスキングして

付属ステッカーの自動販売機は 2種類が再現できます。

青いステッカーを使ってみようと思いますので、近似色の

GMカラーNo,16 青20号 で塗装しました。

公衆電話を塗り分けます。

製品のモールドを優先し、赤で塗ってみます。

GMカラーNo,27 レッドA(西武車両他用)を用意して

じっくり ゆっくり筆塗りし

 

電話台と商品ケースをGMカラーNo,8 銀色で塗り分けました。

 

タミヤ エナメル塗料の黒と薄め液を準備して

商品ケース前面と、排気口、

出入り口窓の厚み部分を塗装しました。

エナメル塗料ですのでGMカラーで塗装したアイボリーを消すことなく、

はみだした黒のみをエナメル薄め液でふき取って修正が可能です。

 

これで基本塗装が終わりました。

屋根のマスキングテープをはがして、ステッカーを貼って行きます。

デザインナイフとステンレス定規を使い ていねいに切り出します。

組立説明書にはどのステッカーをどこに貼るという指定はありません。

それぞれ自由にご使用ください。

 

商品を模したステッカーをそれぞれ上写真の様に貼ってみました。

側面の商品を貼った部分のベースに段差がありますので

つまようじを使って圧着させます。

 

店舗名のステッカーは長い帯状です。

まず正面の中心に合わせて位置を決め、その後 両側面に

巻いて貼りました。

 

最後に自動販売機の正面と側面を貼って

今回の作例は完成としました。

 

実物例

実物は今回の作例よりずっと商品がにぎやかです。

製品のモールドやステッカーに小加工を行い商品ケースや新聞、雑誌

吊り下げられた商品等を更に追加して販売員を立たせたら楽しそうです。

 

No,2131 都会型対向式ホームセットの組立・完成とまとめにつづきます。

 

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