動力台車枠・床下機器セット

修理部名野です。

前回に引き続き、コアレスモーター動力ユニットと動力台車枠・床下機器セットの使い方をご紹介します。

単品販売しているコアレスモーター動力ユニットは、動力無しセットの動力化や、長編成時の補助、従来の完成品用動力ユニットから換装といったように、いろいろな使い方ができますが、動力台車枠・床下機器セットの種類が多くてよくわからない!と、なりがちです。

そこで複数回に分けて動力台車枠・床下機器セットの使える形式をご紹介していきます。

先ず今回はコチラから。

<8481>A-01(FS369+4089BM)
<8482>A-02(DT600K+4367AM)
<8483>B-01(DT33+3Mカバー)
<8484>A-03(DT21+4643BM)
<8485>B-02(THタイプ+TpuMカバー)
<8486>A-04(新KDタイプ(KD301)+4064AM)

<8481>A-01(FS369+4089BM)

阪急7000/7300系各製品に使用しているものと同部品です。

台車と床下機器が同じ部品を使用する阪急6000系、7000/7300系の各製品が適合します。

台車枠だけなら8000/8300系(1次車)にも使用できます。
上記製品に組み合わせる動力ユニットは18.5m級の<5714>です。

 

<8482>A-02(DT600K+4367AM)

こちらはキハ200系列専用です。

JR九州キハ200系(赤色、シーサイドライナー、なのはな等)と、キハ220系200番台が該当します。

車体が長いので、換装するときは21M級の<5712>と組み合わせます。

 

<8483>B-01(DT33+3Mカバー)

国電用の部品です。
JR103系各種が対応します。

完成品・塗装済みキット双方形状が同じなので両方に利用できます。
組み合わせる動力ユニットは、<5711>20m級Aです。
カバータイプは動力ユニット底面の鉄板部分に取り付けしますので、しっかり接着しましょう。

 

<8484>A-03(DT21+4643BM)

こちらも国電用部品です。
DT21台車は、主にJR113/115系に使用します。

動力ユニットは<5711>の20m級Aを組み合わせます。
台車枠はクモヤ145形にも使えます。

 

<8485>B-02(THタイプ+TpuMカバー)

THタイプは京急の新系列車両に使用します。

2100形、新1000形が該当します。

床下機器が異なる新1000形ステンレス車は台車枠のみ使用できます。
成型色が異なる製品が一部ありますのでご注意ください。
動力ユニットは<5713>18m級を組み合わせます。

 

<8486>A-04(新KDタイプ(KD301)+4064AM)

これは主に近鉄用の部品です。

12200系スナックカーや、2610系に使用できます。

台車枠のみであれば、5200系、8600系、16000系にも使用できます。

動力ユニットは12200系と5200系に組み込む場合は<5712>21m級を、
2610系、8600系、16000系に組み込む場合は<5715>20m級Bを使用します。
台車枠の向きがそれぞれありますので、組みつける際は注意してください。

数が多いので、今回はここまで。

 

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