☆☆☆コアレスモーター動力ユニットへの換装(その1)

本社・営業企画部の牛久保です。
今回はコアレスモーター動力ユニットへの換装(その1)です。

完成品の動力や、動力ユニット単品販売などでたいへん好評をいただいている「コアレスモーター動力ユニット」ですが、イベントなどでは「組込み方法がわからない。」、「どの動力ユニットと動力台車枠・床下機器セットを組み合わせればよいかわからない。」といったご意見が多いので、今回は「2モーター動力ユニットを搭載した完成品の動力ユニットを換装する」というテーマで作業プロセスを紹介します。

▲今回動力ユニットを換装する車両セットです。
色々な電鉄、車両形式が発売されていますので、
必ず「品番」と「品名」を確認しましょう。

 

▲品番は4357、品名は東急8590系東横線8両編成セット(動力付き)です。
次に、どのタイプのコアレスモーター動力ユニットと動力台車枠・床下機器セットが適用するか確認します。


▲グリーンマックスNゲージ総合カタログvol.17巻末のP.188~194に対応表が掲載されています。また、グリーンマックスのホームページのトップのバナーに「コアレス動力ユニットと旧仕様完成品(品番4桁商品)対応表」がありますので、対応表で必要な動力ユニットと動力台車枠・床下機器セットを確認します。

▲品番4357の車両セットに対応する動力ユニットは<5711>、動力台車枠・床下機器セットは<8491>ということがわかります。

▲<8491>動力台車枠・床下機器セットA-08(TS807+4136AM)と、
<5711>コアレスモーター動力ユニット(20m級A)

 

▲箱・ポリ袋から取り出したところ。写真のようにコアレスモーター動力ユニット単品には台車枠、床下機器は装着されていません。

▲台車枠は左右の台車枠がランナーでつながった状態となっているので
ニッパーで不要なランナーをていねいにカットします。

▲同様に床下機器もていねいにランナーをカットします。
ゲート部(ランナーと床下機器がつながっている場所)は動力ユニット
に取り付ける時の位置合わせとなるので残します。

▲ランナーをカットした状態。


▲コアレスモーター動力ユニットに同梱されている取扱説明書
動力台車の着脱方法、動力台車枠取り付け方法、床下機器取り付け方法、動力台車取り付け方法が図解されていますので、まずは一読して作業の流れを確認します。


▲動力台車枠は上下方向に注意して動力台車側面の穴にはめ込みます。


▲反対側の動力台車枠も取り付けます。


▲床下機器はゴム系接着剤で取り付けます。
爪楊枝の先に接着剤を少量つけて作業するとよいでしょう。

▲床下機器を動力ユニット本体に接着します。

▲反対側の床下機器も取り付けます。

▲取扱説明書の動力台車枠取り付け方法にしたがって、動力台車枠を動力ユニット本体に取り付けます。

▲動力台車枠と床下機器の取り付けが完了しました。

▲車体裾をひろげて動力ユニットの凹みにはまっている窓ガラス下のツメを外しながら動力ユニットを取り出します。

▲装着していた2モーター動力ユニットを外します。

▲車体にコアレス動力ユニットを組み込みます。

▲窓ガラス下のツメを動力ユニットの凹みにパチンとはめて
取り付け完了です。

▲無事にコアレスモーター動力ユニットに換装が完了しました。
以上のように簡単な作業で動力ユニットを交換できるので、ぜひお試しください。

 

☆動力ユニットは台車間距離、軸距離が異なる6種類が、全国のグリーンマックス製品取扱店、およびグリーンマックス・ザ・ストア各店にて好評発売中です。各¥4,500―(本体価格)

※<5717>コアレスモーター動力ユニット(18m級長軸距)は10月発売予定です。エコノミーキット<309>東急旧5000系などにご利用いただけます。

☆動力台車枠・床下機器セットは25種類も合わせて好評発売中です。
エコノミーキットのコアレスモーター動力ユニット組込みに必要な台車形式も多数ラインナップしていますのでぜひチェックしてください。



スムーズな加減速、安定したスロー走行、静寂な走行音が特徴のコアレスモーター動力ユニットでリアルな走行を楽しんでください。

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