前回の続きです。小加工したやぐらの完成までのご紹介です。
パッケージイラストの屋根部分です。
屋根には装飾のひげ飾りが描かれています。
製品では丸い板が付いている表現がされています。
ここをなるべくイラストのようなひげ飾りに近づける為に
加工してみました。
けがき針を使って円の中心に印を付けて
0.5mmから徐々に太いドリルに交換しながら
穴を大きくし、
デザインナイフの刃先を使って整えました。
1・未加工
2・ひげ飾り部分に穴を開けたもの。
↑は旧カタログ挿絵より
ヒゲを丸く穴を開けた後、屋根側より切れ込みを入れています。
ただし、強度は著しく弱くなりますので今回作例では穴を開けるところで
止めました。
この作例は柵をNゲージ車両用保護棒エッチングパーツに交換しています。
カタログといえば 12月末発売の最新版カタログもよろしくおねがいします。
釣鐘(つりがね)パーツも加工してみました。
ケガキ針で鐘の内側中心へ慎重に印をつけて
ピンバイスにて鐘の空洞表現の為、穴を開け
鐘の厚みを薄く見えるようにデザインナイフの刃先を使って
底の断面をけずり
GMカラーNo,10 黒 にて塗装しました。
見張り台の小加工比較です。
左・未加工 中央・パーツ断面を斜めに削った物
右・柵全体を薄く削った物
黒の下塗りの上からGMカラーNo,39 アルミシルバーにて組立て後、塗装しました。
1・No,39 アルミシルバーで塗装のみ
2・輝きを押える為、アルミシルバー塗装後に
GMカラーNo,14 灰色9号をエアブラシにて軽く吹き重ねた物
階段パーツ部分で銀色の落ち着いた様子がご確認頂けると思います。
土台を加工し直接地面に設置する為。階段パーツを短く切断しました。
小加工した器具倉庫と並べてみました。
左・ストレート組み立て
右・今回の小加工 少しだけすっきりしました。
以上 火の見やぐら作例のご紹介でした。
今回の小加工作例で使わなかったスピーカーパーツがあります。
これを使って
火の見やぐら作例番外編