車両洗浄機セット 大型・小型 作例

出荷担当の関根です。

新製品 着色済みストラクチャーキット 車両洗浄機 大型 小型を組み立ててみました。

No,2808・2809・2810 車両洗浄機(大型)セット   1基 ¥1,300(本体価格)

No,2808 シルバー No,2809 グレー No,2810 ライトグリーン の各成型色

車両洗浄機は、車両左右の洗浄清掃を行う装置で、メーカーや使用事業者により

様々な形態の装置があります。

装置自身が自走するタイプと、固定式で車両が自走する様式があり、一般的には

車両基地に後者の固定式タイプが多くみられます。

※画像はーNo,2808 シルバー

製品は、固定式 2列ブラシ・作業デッキ付きの近年の標準的なタイプをモチーフにし、

装置基部はコンクリート風の彩色を予め施しています。

付録として停止位置目標の彩色済みランナーが1枚付属します。

↑ 本体 表

本体ランナーが2枚

基礎部分・配管・点検蓋の印刷が施されています。

↑ 本体 裏

↑ 基礎・手すり 表

このランナーが2枚

↑ 基礎・手すり 裏

洗浄するブラシ部分は成型品以外で別パーツ化しリアリティを追求しています。

4本

付録として停止位置目標ランナーが1枚

停 8 10 の3種 白地/黒文字 (10の1種のみオレンジ枠付)

成形色は 黒、支柱 は グレーの印刷

基部 は上面の露出部のみブラックブラウン が印刷済みです。

上から

No,2808 シルバー No,2809 グレー No,2810 ライトグリーン の

各成型色を並べてみました。

上 シルバー

下 グレー

色の違いを示したくアップにしてみました。

グレーはGMカラーNo,14 灰色9号に近似です。

シルバーは 派手なぎらぎらした銀色ではなく、落ち着いた色の金属無地を

イメージしたものです。

成型品と組み立て説明書を見比べて組み立て手順を考えます。

必要なパーツをプラモデル用ニッパーにて切り出します。

切り口はデザインナイフでていねいに処理して平らにしておきます。

説明書の順番と相違しますが、まず2分割の土台パーツを

組み合わせました。

平らな場所に置き 接着剤しました。

本キットの特徴としてプラパーツ以外のブラシを取り付けます。

ブラシを固定するパーツは小さい部品ですので

ランナーから切り離す際に飛ばさない様注意します。

小さいパーツを接着し

ブラシパーツを挟みこむ様に取り付けます。

説明書 図では本体を貼り合せた後ブラシを組み込む様ありますが

ブラシパーツが曲がってしまった場合修正しにくくなりますので

貼り合せ前にブラシを取り付けました。

ブラシは水平方向に伸びています。

植毛の曲がりやすい方向を確認の後、

指先で程よい力加減で摘み、指の腹で転がして

植毛を下方向にクセ付けしますと、

停止時のしなだれたブラシの再現ができます。

ブラシを取り付ける際、曲げてしまう事があると思います。

きれいな形状で取り付ける方法の一つとして

ブラシを固定する小パーツを先に ゴム系接着剤でブラシに貼って

本体に組み合わせるやり方も有効です。

本体を貼り合せましたらパーティングラインと接着面を

平やすりにて処理

土台上面パーツをランナーから切り離し、

切り口を平らにします。完成後目立ちそうな部分は特に気をつけました。

土台上面パーツを接着・貼り合わせて土台は完成です。

洗浄機本体は まだ接着しません。

KATOユニトラックレールを使用する場合用のパーツが含まれています。

KATOユニトラックレールはTOMIXレールよりもレール上面が高いので

パーツを追加します。

写真内 左 パーツ無し TOMIXレール対応

写真内 右 洗浄機本体接合部にパーツを追加した状態です。

本キットは階段の取り付け方がユーザー選択式です。

階段タイプから組立例です。

パーツには成型時に必要ですが組み立てには不要な部分がありますので

切り取りました。

点検台裏側のゲートは成型品形状に注意しながら切り離しました。

切り口を平らにします。

手すりを意識して全体に丸みを付ける様にやすってみました。

小さい柵を取り付ける際は、仮組みして接続部分を確認し

ゴム系接着剤を小さく盛り

パーツの位置に注意しながら、ピンセットで慎重に取り付けます。

階段パーツを切り出し、切り口を処理します。

KATOユニトラックレールを使用する場合は階段下に

上写真内のパーツを追加します。

3パーツを貼り合わせて階段ができました。

裏側が平らになることと、手すりが垂直になる様気をつけて

接着しました。

パーツが揃ったので本体に接着します。

仮組みして接着面を確認し、必要部分にゴム系接着剤を適量塗り

側面の黒い点の部分を高さの目安として

貼りました。

デッキ部分と階段の位置関係です。

微調整が必要になる可能性があるので

この部分はゴム系接着剤の使用をお奨めします。

階段タイプの完成例です。

梯子タイプを組み立ててみます。

側面に貼る階段の位置を示しました。

上写真 赤丸の中心の様に本体上面と梯子ステーが水平になる様に

取り付けます。

本体上部の手すりを仮組みして接着剤を塗る部分を確認します。

手すり下の接着面を平らにやすりがけしておきますと

安定しやすくなります。

それでも接着面積がとても少ないのでていねいに接着剤を塗り

正しい位置へ垂直に注意しながら取り付けました。

小さい手すりパーツも同様に確認・処理して

ピンセットを使って取り付けました。

小さい手すりパーツはゲート切り口部分が接着部分となりますので

切り出し・取り付けは水平に注意してください。

梯子タイプの完成例です。

各色の組み立て例です。

左から

No,2808 シルバー No,2809 グレー No,2810 ライトグリーン

KATOユニトラックレール・TOMIXレールそれぞれと

組み合わせてご使用できます。

KATOユニトラックレールは、TOMIXレールよりも

レール上面が高いので付属のスペーサーパーツを使用することで

両者の道床付きレールに対応しています。

KATOユニトラックレールと組み合わせる場合は

階段下にパーツを追加します。

トミックスレール対応用に組立てた例です。

付録の停止位置目標を切り出し、組み立てて・・・

完成です。

1セットで上写真内容が製作できます。

製品サイズは 土台パーツ 縦(枕木方向) 40mm 横 45mm  高さ 41mm

実物のイメージを優先して、

洗浄機本体と車両の隙間は僅かです。

在来線で使用されている洗浄機をイメージしている為

製品無加工のままでは

新幹線や外国形の一部車両には軽く接触しますので

土台を上写真の様に分割して

洗浄機本体の取り付け位置を後退させてご使用下さい。

フレキシブルレールに対応させる場合も

レール下になる土台パーツを切断して使用します。

洗浄機高さ調整にKATOユニトラックレール対応パーツの

使用も有効です。

No,2811・2812・2813 車両洗浄機(小型)セット2基入り ¥1,800(本体価格)

No,2811 シルバー No,2812 グレー No,2813 ライトグリーンの各成型色

製品内容です。

↑ 本体 表

基礎部分・手すりに印刷が施されています。

本体ランナーが4枚

同一ランナーですので 左右機器が点対称の洗浄機が

2基製作できます。

↑ 本体 裏

ブラシパーツ 4本

製品は近代的な点検デッキ付き、片側1列ブラシのタイプをモチーフにしています。

点検デッキ手すり・昇降はしごには黄色の警戒色を、装置基部はコンクリート風の

彩色を予め施しています。

付録ランナーが1枚

停 8 10 の3種 白地/黒文字 (10の1種のみオレンジ枠付)

成形色は 黒、支柱 は グレーの印刷

基部 は上面の露出部のみブラックブラウン が印刷済みです。

成型品と組み立て説明書を見比べて組み立て手順を考えます。

大型と同様に 土台部分をまず接着しました。

説明書に「ブラシを21mmにカットして・・・」とあります

製品はカット済みです。  ・・・が

微妙な長さのズレがあります。

素材の性質上 量産時 厳密な寸法に切断しにくい故 ご容赦願います。

21mmというのは 本体開口部の高さです。

ブラシが長いと垂直に組立できませんので

安価なプラモデル用ニッパーで

上写真程 僅かに切断しました。

本体開口部にすんなり垂直に入るようになりましたので

完成時 ブラシが曲がることはありません。

大型洗浄機も同様です。

大型洗浄機同様に組立ました。

はしご・手すりを取り付けます。

必要パーツをランナーから切り出し、

バリのある部分を処理しました。

はしごを取り付けました。

写真の様な取り付けの位置になる様

注意しながら行いました。

手すりパーツは小さいのでピンセットを使って取り付けました。

KATOユニトラックレールを使用する場合は階段下に

上写真内のパーツを追加します。

土台と組み合わせて

完成です。

1セットで上写真内容が製作できます。

製品サイズは 土台パーツ 縦(枕木方向) 33mm 横 22mm 高さ 40mm

各色の完成例です。

左から

No,2811 シルバー No,2812 グレー No,2813 ライトグリーン

ここまでストレート組立のご紹介でした。

製品は成型色にて本体カラーが付いていて

塗装作業をせずに手軽に楽しめる製品ですが

プラモデル用カラーで塗装することも可能です。

ブラシパーツは製品のままですと新品状態が再現できます。

彩度を落とす為に軽く塗装してみます。

・・・上写真ではブラシ取り付け方法の一つとして

先にブラシ固定パーツを取り付けています。

GMカラーNo,15 黄緑15号をエアブラシにて塗装してみました。

左 未塗装        右 塗装したもの

実物の洗浄ブラシは緑色の他に

商品パッケージ写真の様に 青 白 などあるようです。

上写真は100円ショップや手芸用品店、ギフトショップで

手に入るモールです。

写真左の青いモールは長さ30cm 毛の長さ 4mm 10本入り ¥100(税別)

右のカラフルなモールセットは100円ショップで入手しました。

青色モール使用例

印刷表現は消えてしまいますが

GMカラーNo,10 黒で全体を塗装した後

No,9 ねずみ1号

No,15 黄緑6号 + 少量のNo,30ライトグリーンA(東急車両他用)

No,8 銀色 + No,14 灰色9号

土台はグレー系のスプレー数色のブレンド

それぞれで塗装してみました。

製品のプラスチック質感がなくなり落ち着きました。

車両基地の再現には発売中の他ストラクチャーと組み合わせてお楽しみ下さい。

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