中型駅の作例 ④細部塗装

 出荷担当の関根です

前回基本塗装まで進みました。 今回は細部塗装まで進めます。

その前に

最新完成品ストラクチャー東横イン(INN)のご紹介です。

1階エントランス付近の外装は御影石調の装飾がリアルに再現されます。
これは印刷によるものですが、実物を「撮影」し、質感表現としてタイリングして印刷したものです。

各ロゴマークと入口装飾も繊細な印刷で再現済みです。

東横イン(INN)詳細はこちら

 

本編です

まずGMカラーNo,14 灰色9号とカラス口を準備して屋上配管を塗り分けます。

過去記事 カラス口 カラス口の使い方解説があります。

塗料は薄めずに原液のままです。

くちばしの開き具合を決めるには、

塗料を入れる前に凸モールドにあわせて

そのモールドより ほんの少しだけ狭く調整します。

カラス口の幅と塗料濃度の確認の為不要なランナーに試し書きし

大丈夫と判断したら本番とします。

凸部に沿って慎重にカラス口を引きます。

モールドが凸部を塗る場合にたいへん有効な道具です。

くちばしでくわえ、一定速度で凸部から脱線しないように慎重に引きます。

こうなりました。

 

屋上出入り口のひさしを塗り分けます。

一体成型部分の塗り分けでこのような形状の場合、

デザインナイフで塗り分けラインに軽く筋を入れておくことで

その筋が塗料を止めるので

失敗しにくくなります。

 

1F出入り口部分

ここにも色差しをしてみました。 

 

屋上配管固定部分も屋根色より濃いグレーで

色差ししました。

 

屋上出入り口のドアノブに

妻楊枝を使って銀色を乗せました。  

これで塗料を使った作業は終わりになりました。

 

ガラスパーツ貼り付けにつづきます。

 

 

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