出荷担当の関根です。
GM通信に名称が変わる前、大山通信にて約3年前に掲載しました記事の再録です。
No,2128 ローカル駅舎 の組立例のまとめと、その他関連のご案内です。
ストラクチャーキットシリーズ No,2128 ローカル駅舎 ¥1,400(本体価格)
記事をまとめますと、この商品の全パーツ組立実例となります。
各ページは複数セットを使用し製作しています。
1セットに含まれる製品は以下の写真内容です。
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ローカル駅舎アクセサリーの組立 2 ハカリ、臨時信号機、焼却炉編
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今回記事も含め、扉に使用してきた情景付きローカル駅舎を少しだけご紹介です。
20cm×30cmの情景です。GMカタログVol、11(1996年~)に
イメージカットで掲載されていました。
駅舎をはずして撮影
正面の女の人ポスター風は雑誌の切り抜きを貼っています。
駅名が「下部駅」 これは現行キットに含まれるステッカーの2世代前の物です。
駅舎の制作方法は今回の作例と同様です。
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ベースを上から
レールはPECO製フレキシブルレール Nファイン木枕木を使っています。
バラストはTOMIX製で、浅い箱の中へ入れGMスプレーにて黒、茶、グレーで
軽く塗装後、レールへ撒き木工ボンド水溶液にて固着後、エアブラシにてさらに塗装
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通路部分は1mm厚バルサ板を薄いプラ板にゴム系接着剤にて貼り付けた後、
板を表現する為、カッターにて切れ込みを入れ、エナメル系塗料の黒・グレー・茶を
かなり薄めて染み込ませるように塗装しました。
通路端にカラス口を使いオレンジ色で描いた後、エアブラシにてレール回りの
茶色となじませるように軽く塗装してあります。
スペースの都合で、通路が大変危険な場所に設置されているのは許してください。
No,2113 木造詰所 ¥700(本体価格) をストレート組にて設置してあります。
基本組立工程はローカル駅舎と同様です。
木造詰所に付属のトロッコと、古枕木製の柵です。
柵はNo,2108 鉄路柵(古枕木)と同形状です。
トロッコに乗ってしまった薄緑色で繊維状の植物を模した物はフォーリッジです。
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駅前のシンボルツリーは針金をよじって作った自作樹木で、そのまわりには
本物の小石を木工ボンドで接着し囲んでいます。
バス停はNo,2155 路面電車停留所に含まれるパーツです。
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ローカル駅舎作例に戻ります。
本体を塗装する前にパーツの両面をGMスプレーNo,10 黒 で塗る理由を以下に
・エアブラシで本体色を塗る際、対象物に距離をとっても、塗料が食いつく
・上方向からのみ本塗装することにより、影の表現ができる
・本塗装色の彩度が落ちて重さを表現し、おもちゃっぽさがなくせる(と思っています)
・他にも利点がありますが{ AFV 黒立ち上げ塗装 }で検索してみてください。
建物キットで特に重要な事は
◎室内照明を組み込んだ際、建物全体が透けてぼんやり光らない為の遮光処理です。
今は照明を組み込むつもりがなくても、将来組み込んだ際、
黒で両面下塗りしていないと壁・屋根・窓桟がぼんやり光って興ざめします。
完成した建物の遮光処理は大変ですので 組立前の黒スプレーをお奨めする次第です。
実際に室内照明を組み込んでいませんが、夜景イメージです。
レイアウト製作で夜景を再現するのは とても幻想的です。
・・・・が電球やLEDの配線をするのはじっくり落ち着いてのんびり作業をしないと
イライラしますので完成までは忍耐強さが必要です。
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▲ベースにへこみがありますが、これは
No,2118 ローカル型島式ホームセットに含まれる転てつ機を
▲このように組み合わせることが可能です。
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ベースをGMスプレー グレー系でまぶし塗装後、半円部分を黒に近いグレーで
筆塗りしました。転てつ機はGMスプレーNo,10 黒を塗装後、
GMカラーNo,19 ベージュA(西武車両他用)を軽くエアブラシにて吹きつけています。
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実物写真を参考に、2本の先端を黄色く塗ってみました。
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ローカル駅舎の兄弟商品
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