中型駅の作例 ②塗装準備まで

 出荷担当の関根です

前回の続きで中型駅ビルを作っています。今回は塗装準備まで進めます。

その前に

明日24日 問屋様へ納品される現代版 最新完成品ストラクチャー

東横イン(INN)のご紹介です。(店頭に並びますのは明日から数日後です)

商品パッケージを開けたらすぐに設置できる完成状態の製品です。

 いきなりですがパーツ構成紹介の為、分解してみました。

本体部分に接着剤が使われていますが

カッチリできており、尚且つ分解も容易です。

(製品は完成品です)

 ↑ 分解パーツ構成 表側 さらにベランダ・窓柵パーツ・エントランス屋根が

  別パーツ化されています。

 ↑ 同じく裏側 

↑ 建物裏側のベランダ、エレベーター部、ガラスパーツを分解した所

 手軽に大型建築物を手に入れたい方はもちろん、

 追加加工して楽しみたい方へも配慮された構成です。

 

外壁タイル・クーラー室外機、窓、ドア等 高精密印刷による

トリックアート的表現がされていて、在来のストラクチャーとは

一線を画す まったく新しい表現方法があります。

写真ではお伝えにくいので ぜひお手に取ってご確認頂きたい商品です。

東横イン(INN)詳細はこちら

 

 

中型駅組み立て作例 本編に戻ります

こちらは旧世代のプラモデルキットなので組み立て前の下準備と

完成後を想像して楽しむ要素が満載です。

基本の組み立て説明書を何度も確認

前回1階部分までの仮組みが終わりましたので、

今回は2階以上部分の準備をします。

 

プラスチック用ニッパーでゲートを切断し

棒やすりでゲート跡・パーティングライン・抜き勾配を処理して

接着断面を平らな垂直に整形します。

仮組みして隙間ができないことを確認しました。

写真で白く見える部分をヤスリがけしています。

各本体パーツを同じように処理を進めてマスキングテープを使って

仮組みしながら立体化して行きます。

屋根パーツまで乗せておなじく確認中です。

本体パーツと屋根の接合部は特に隙間ができやすいので

何度も調整と確認をしました。

 

ひとまず全体像がイメージできるところまでできましたので

小パーツの準備をします。

屋上の煙突パーツをランナーから切り出し

接着剤を使わずに組み合わせて、完成状態を確認します。

 

組み合わせ用のダボがありますが・・・

接着面の処理に邪魔になるのでカットしました。

小さく単純な形状のパーツなので ダボがなくても問題はありません。

 

接着面を平らに棒やすりで仕上げました。

プラスチック用接着剤を塗り、貼り合わせて

乾燥後、煙突を真上から見て、正方形に近づけるように

貼り合わせた面を平らにヤスリました。

煙突上面も抜き勾配を処理して水平にしています。

 

クーリングタワーパーツに進みます。

切り口をヤスリで処理し、2ピース構成になっているので

貼り合わせました。

ここまでできました。

 

次にたくさんある看板パーツを全部切り出しました。

一番大きな横長の看板用支柱は、塗装がしやすいように

ランナーからはずさずに進めました。

 

各パーツ断面にある パーティングラインと抜き勾配を 

垂直、水平を目指して棒やすりで ていねいに処理しています。

各パーツの処理が済みました。

看板用支柱の処理も上記と同様にしています。

 

バス停とタクシー乗り場案内表示を同様に整形し

これで全成型品パーツの処理ができました。

 

キットにはガラスを表現する為に透明塩ビ板パーツが4枚あります。

仮組みしていた部品をばらして、各パーツの裏側に

塩ビガラス板をあてがい、

現物合わせでデザインナイフで切断位置に印を付けて

文房具屋さんで入手できる普通のはさみで切り出しました。

このキットに付属する塩ビガラスは必要面積に対して十分な量がありますので

窓ごとに細かく切り出す必要はなく、大きく切り出しています。

注意点は隣り合うパーツの接合部分に

塩ビガラスパーツが干渉しないように仮組みしながら

現物合わせで調整して切り出しています。

 

塩ビガラスパーツの準備ができました。

1・透明のまま使います。

2・ビル内部が見えないように塗装しようとしています。

 

小加工例です

ビル本体の1階裏側には対向式ホームに接続する為の

大きな穴と、窓・ドアの彫刻があります。

駅ビルとしてではなく、一般的なビル・デパート等、

独立した建築物として製作する場合

本作例では手っ取り早く、ふさいでみようと思います。

1mmプラ板、プラスチック用カッター、ステンレス定規を準備して

現物合わせで寸法を決めてプラ板を切り出し

 

はめ込んでいます。

 

中型駅作例③ 基本塗装 に続きます。

 

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