グリーンマックスストラクチャーキットの中では大型な
中型駅ビルを数回に分けて 組立て例のご紹介です。
No,2132 中型駅 ¥1,600(本体価格) 未塗装組み立てキット
約30数年前から皆様に愛されているストラクチャーです。
時代は変わり、現在では完成品ストラクチャーの販売が始まっています。
12月24日問屋様納品 新製品 完成品ストラクチャー 東横イン(INN) 詳細はこちら
現代版ストラクチャーもよろしくお願いします。
中型駅の話に戻り
旧カタログからの作例です 完成の形は同じですが現在はステッカーが
フルカラーに進化した物が含まれています。
カタログ・・・今週末発売になる 新カタログもよろしくおねがいいたします。
詳細はこちら→Vol,16カタログご案内 今度のカタログは変わります。
本題へ
キット組み立て説明書をまずよく確認し 成型品と見比べながら
組み立て手順を想像します。
中型駅という商品名の通り 駅+ビル です。 有人改札のモールドがあります。
このパーツは改札窓口と自動券売機を表現しています。
ビルの裏側に大きく穴が開いています。
これはNo,2131 都会型対向式ホームセット ¥1,500(本体価格)と
接続する部分です。 (この穴をうまく処理すれば普通のビルができそうです)
フルカラーのステッカーが含まれています。
駅名板はJR風2種と私鉄風1種の計3種類 駅ビルとしての各看板があります。
こちらはバス停とタクシー乗り場を表現する為の小物パーツです。
組み立ててみます。
まずランナーのまま全体を、GMスプレーNo,10 黒 で下塗りし
組み立て説明書を再度確認
まず1階部分から組み立てます。
今作例では塗装を済ませた後、接着しますので
以下全て仮組みで進めます。
ランナーからプラスチック用ニッパーでゲートを切り離し
デザインナイフと
棒やすりで切り口を処理します。
このとき、パーツのエッジを軽くやすりがけして、わずかに丸みを付けています。
土台パーツの裏側にある突き出しピン跡をニッパーで平らに切り取りました。
バリの出ている部分は
デザインナイフを使って本来の形に修正しました。
小加工例です。
ビル正面 向かって左側の扉モールドがさみしいので筋彫りを追加しました。
プラスチック用カッターとステンレス定を使い
アルミサッシ製をイメージして浅く筋を引きました。
この扉の裏にはガラスを再現する為の塩ビガラスを貼ります。
時間をかけて ていねいに組み立てる作例紹介を目指していますので
接着面をやすって平らにしておきます。これで
塩ビガラスが平滑に貼れます。
やすりがけの後は古ハブラシを使って余計なけずりカスを取り除きます。
(写真は都会型対向式ホームのパーツです)
円の中心は接着面になる所で本来は垂直、直角である部分なのですが
プラスチック成型品の宿命で抜き勾配があり 上写真の様に傾きがあります。
先に触れたようにベテランキットなので この大きな傾きが本キットにも各所にあり
ヤスリがけをせずこのまま組み立てますと隙間ができてしまいます。
接合面になる部分は全て直角になるように棒やすりにて仕上げると
パーツ同士がきれいに接合できます。
1階が駅施設で2階以上は商業施設のあるビルを模しているもので
上に行く階段が正面にあります。
階段側面にパーティングラインがありますので平らに処理します。
階段側壁には抜き勾配が全周にあり、平らに処理することで
パーツの合いが良くなり 手すり部分がすっきりします。
1階正面には屋根を支える円柱が4本あります。
ランナーから切り出して、ここにもあるパーティングラインを処理します。
平らなパーツではないので棒やすりで処理の後、紙やすりで仕上げました。
接合部分にもパーティングラインがありますので忘れずに平らに処理しました。
1階部分のパーツの準備が終わり、少量のゴム系接着剤と
マスキングテープを使って仮組みした状態です。
なるべく隙間ができないように確認しながらヤスリで調整して行きます。
白く見える部分がヤスリがけした部分です。
1階屋根パーツです。
1階パーツの上部をはめる穴がたくさん開いていています。
バリが残っているとうまく接続できないので、ここはていねいに処理しておきます。
組み立て説明書内にあるようにお好みで行う加工があります。
屋根部分に穴を開けて階段部分を再現できます。
屋根を乗せて仮組みした状態までできあがりました。
ビルの裏側のホームにつながる部分です。
この部分にもあるパーティングラインを処理しています。
対向式ホームに接続すると 色が付いていないので分り難い写真ですが
このようになります。
中型駅の作例 ②塗装準備まで につづきます。