出荷担当の関根です。
今回で 集合住宅の作例 最終回 加工例の続きと まとめのご紹介です。
色違いで準備した集合住宅の完成例です。
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ここまでの工作過程は以下からご確認頂けます。
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前回薄くやすりがけしたパーツは問題解決し、
屋根も仮組みして、問題ないことを確認しました。
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階段パーツの残りを接着し、
薄く加工した壁を、階段の突起と組み合うようにして
接合部分にゴム系接着剤を塗って固定しました。
隣の棟も、土台接合部分と壁に接着剤を塗って固定
通路の取り付けは2階部分をまず接着します。
先に通路パーツを1本に接続してしまいましたので
階段パーツと合わせにくいです。
ピンセットを使って微調整し 定位置に組み合わせました。
3階部分の通路も同様で階段部分の組み合わせを慎重に
貼り合わせました。
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踊り場の柵を取り付けて、
屋根を接着し、箱形になりました。
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ベランダを取り付ける段階ですが、
その前に 小加工のご紹介です。
組立説明書の余白部分を Nゲージサイズの人形を目安にし、
帯状に切り出して、干してある布団を再現してみます。
布団・毛布大に切り出した紙を
縦・横に巻いてシワを付けてみました。
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掛け布団や、毛布をイメージしながら、色鉛筆で模様を描いて準備します。
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不要になったランナーをライターを使ってあぶり
やわらかくなったところで引き伸ばした細い棒を用意します。
ちょうど良さそうな部分を使って物干し竿を作り、
キット付属のステッカーで使用しなかった部分を
洗濯物(タオル風)をイメージしながら切り出して物干し竿に貼りました。
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ベランダ仕切り板の上辺にゴム系接着剤を塗り
洗濯物を干しました。
物干し竿の長さは長めに準備し、接着後 余分を切り取りました。
仕切り板の無い端には、伸ばしたランナーを仕切り板と
大体同じ長さに切り出し
ベランダの端に接着して
この上にゴム系接着剤を塗り固定しました。
ベランダを1階部分から接着し、紙で作った布団も
ゴム系接着剤で取り付けました。
上記のベランダ小物は 安価に生活感を出す方法のご紹介ですが、
Kobaru(こばる)から洗濯物セットや、ベランダの小物パーツなど
もっとリアルで楽しげなパーツも発売中です。
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で紹介されていた、
車両パーツであるATS車上子を使った物干し台 はリアルです。
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GM車両キットに付属する床下機器から
エアコン室外機っぽく見えるパーツを一部に取り付けてみました。
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にぎやかなベランダになりました。
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通路には 傘、古新聞、三輪車等を
配置すると楽しそうです。
これで2棟接続した集合住宅の加工例を完成としました。
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No,2152 集合住宅 2棟入
未塗装組立てキット ¥1,500(本体価格)のご紹介でした。
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ベテランキットなので、数か所組み合わせ部分がきつい所があります。
仮組みをしながら、組立しやすいようにやすりがけや バリを取る作業が
必要となるキットです。
形状は現在でも見かけるような建物ですので
じっくり組み立てて 住宅街の一角に設置してお楽しみ下さい。
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高層化のアイデアだけですがご紹介です。
縦に伸ばす際、
パーツがあれば通路と階段部分は
無加工で組み合わせ可能です。
ストレート組みを2棟重ねますと、6階建てなのですが
階段パーツと通路が1階分足りません。
階段と通路パーツの為に、もう1セット購入するのは
メーカーとしては大変嬉しいことで、推奨致します。
・・とは半分嘘です。・・・本キットの形状を維持して高層化の際は
エレベーターの無い 5階建てが似合うと思います。
1セットは 3階建て2棟入りなので
側壁を1階分切り離すことで、5階建てを1棟製作できます。
上写真は住棟番号用のモールドが3階部分にありますので
ここは平らにします。
他 外壁は写真内の定規部分で切断し
準備できそうです。
実際に組立加工をしていませんので、
あくまでも参考としてご覧下さい。
プラスチック成型 未塗装 板状組立キット の特徴を活かして
自由に加工して楽しんで頂きたい製品です。
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鉄道施設 電車庫の組立 に続きます。
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