出荷担当の関根です。
今回は小工作編 カーテン・網戸の表現のご紹介です。
実物例 ベランダ側の窓
入居中の部屋には、おおよそカーテンがあり
外側からも確認できます。
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分かりにくい作例ですが
完成品ストラクチャー No,2701 公団住宅に
カーテン表現を追加した作例です。
裏側から1つの窓ごとに
不要な色紙や雑誌をカーテン状に細かく切り抜き 貼り付けて、
何枚も重ね貼りしています。上写真はこの作業で一晩中楽しめました。
以前製作した集合住宅も同様の工作を追加しています。
今回の作例ではもっと簡単に表現できる方法にて進めます。
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前回ご紹介の中で
コピー用紙を準備し、シャープペンで 窓穴部分の四隅をなぞり
カーテンを表現する準備しておきました。
用意した紙に、開いているカーテンを表現する為に
油性ペンの黒で書き込み、
レースのカーテンをイメージしながら
4Bの鉛筆を使って縦線を薄く書いた後、指先でぼかし
色鉛筆でカーテンの裏地をイメージしながら
着色してみました。
1~2棟分が書けた時点でコピーしても良かったのですが
6棟分を書き分け、今後の為にカラーコピーにて量産しました。
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本体ベランダ側の壁を 準備した窓枠に合わせて
外側形状をシャープペンで写し取り
工作はさみで切り出しました。
仮組みで確認しています。
室内照明を組み込まない場合はこれで良いのですが、
室内照明を組み込んだ際のイメージです。
油性ペンで書いた室内部分が光を透過しずらく
不自然なので、
黒く塗りつぶした部分を切り抜きました。
再度 取り付けイメージです。
カーテンの無い部分から光が漏れる様になりました。
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準備できましたので、ゴム系接着剤を適量塗って
本体壁裏に貼り付けました。
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マスキングテープを使って本体を仮組みして確認です。
室内照明を組み込んだイメージ ・・・ですが
↓ 実際の集合住宅の夜景(PM7:30)一例です。
同じ場所・時間で撮影しました。
外出中や、就寝中、不在の部屋、遮光カーテンを使用している部屋の窓からは
外に光が洩れません。
夜の住宅窓は改めて観察してみますと派手な明るさはありません。
そこで、ホームセンターにて¥50で購入した
ビニルテープを使って
窓裏へランダム貼り、遮光してみました。
遮光後の室内照明を組み込んだイメージです。
苦労して電飾を仕込んだものを
実物の様に 多くの窓を遮光してしますのはもったいなく
模型としての夜景イメージもあります。
リアルとイメージのバランスは各人各様だと思います。
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実物例 網戸
現在の住宅窓には網戸が付いている場合もよく見かけます。
これを再現してみようと思います。
タミヤ 透明プラ版 0.2mm厚を準備して
窓の横幅を測り、
プラ板を切り出した後、ライトグレーの網戸をイメージして
400番の紙やすりで曇らせてみました。
縦方向の寸法を測り
準備したプラ帯をデザインナイフで切り分け
仮置きして 確認してみました。。
このままでも良いイメージだと思いましたので
実物にあるアルミサッシ枠の表現は省略してます。
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1・ やすりがけのみ
2・ GMカラーNo,44 クリアーコート(半光沢) 7割(目見当)
クレオス スモークガラスグレー 3割(目見当) で混ぜた塗料で
やすりがけしなかった面に塗装して
濃いグレーの網戸をイメージしてみました。
▲ やすりがけのみ
▲ 薄いスモークグレーを塗装した物
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透明ゴム系接着剤を使用します。
妻楊枝に適量を付けて本体側に点づけし
切り出した網戸パーツを貼り付けます。
準備した2種類の網戸をランダムに並べてみました。
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