出荷担当の関根です。
今回はガラスパーツ貼り付けまでのご紹介です。
キットにはガラスを表現する為の、透明塩ビ板が入っています。
切り出す工具は一般的な はさみがあれば可能です.
ここではステンレス定規とデザインナイフを準備しました。
塩ビ板はプラモデル専用接着剤では固定できませんので
ゴム系接着剤を使用します。
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実物例 通路側の窓
すりガラスや波板ガラスの場合が多いイメージがありますので
400番の紙やすりで塩ビ板をこすり、くもりガラスの表現をしてみました。
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通路側窓の裏側に貼り付けるので
のりしろ部分を考えた幅で帯状に切り出します。
現物合わせで必要な長さに工作はさみでカット
▲ 仮組みで窓の比較です。
準備した塩ビ板は片面をやすっていますので
表裏でツヤが違います。
上・ガラス無し
中・裏側にくもりガラス表現 つやあり
下・表側にくもりガラス表現 つやなし
ゴム系接着剤を必要部分へ
妻楊枝に適量を盛り付けて本体側に点づけし
切り出した塩ビパーツを貼り付けます。
今回の作例は つやなしのくもりガラス表現で進めます。
表に接着剤がはみだした場合は、妻楊枝を回転させながら からめとります。
時間が経ちますと取り除きにくくなりますので
都度確認しながら行いました。
通路側の壁に窓ガラスを貼り終えた状態です。
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ベランダ側の塩ビ板を準備します。
建物を仮組みして屋根パーツと干渉しないように気をつけて
のりしろを確保しながら塩ビ板の寸法を決めます。
現物合わせで寸法を決め、デザインナイフにて印を付けて
必要となるサイズを切り出しました。
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塩ビ板を貼り付ける前に
小加工例です。
コピー用紙を準備し
シャープペンで上写真の様に 窓部分の四隅をなぞって
1棟を写し取り
コピーを繰り返して量産し、カーテンを表現する準備しておきました。
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本編に戻ります。
通路側と同様に貼り付けます。
ベランダ側は透明塩ビ板のまま使っています。
塩ビ板は十分な面積分が含まれていますので
窓ごとに切り出す必要は無く、大きく1枚で貼り付けています。
ガラスの表現ができました。
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本体の準備ができましたので全パーツの組立工程に進みます。
・・・が、このまま進めますと・・・・
仮組みして確認です。
室内表現がありませんのでベランダ側から覗くと
通路側の窓が見えてしまいます。
そこで、室内側から紙を貼って光を通さない処理をしてみます。
薄い紙であれば、室内照明を組み込んだ場合
光を透過します。
グレー系の不要な紙を切り出して裏から貼りました。
白い部分が紙を貼った所です。
これで窓から室内を覗いた時、反対側の窓が見えなくなり実感的になります。
室内に貼る紙は、読み終わった雑誌・パンフレット・新聞広告等から
イメージに合いそうな部分を切り抜いても使えます。
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こちらはカタログ・商品パッケージ写真用に使った作例です。
生活感の演出と、空洞の室内を隠す目的で
作例サンプルの裏側はカーテンの表現を追加しています。
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