出荷担当の関根です。
今回は本体基本 壁とベランダ・小物塗装 までのご紹介です。
実物を何棟か観察し、
壁の色を塗装する準備をします。
実際にある配色や 自身の集合住宅の印象を思い出しながら
壁とベランダの色を先に決めておきます。
GMカラーNo,21 アイボリーA(小田急車両他用)をエアブラシにて
下塗りの黒を活かし、影になる部分を意識しながら
屋根端部分も含めて本体壁を塗装しました。
塗装が乾燥しましたら
窓枠のマスキング治具と、ドアのマスキングテープを
ていねいにはがして、本体の基本塗装が完了です。
1パターン目 使用色
本体壁 GMカラーNo,21 アイボリーA
ドア GMカラーNo,24 ライトブルーA(東武車両他用)
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他 5棟も同様に塗装しました。
2パターン目 使用色
本体壁 GMカラーNo,28 アイボリーB(西武車両他用)
ドア GMカラーNo,36 青緑1号
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3パターン目 使用色
本体壁 GMカラーNo,19 ベージュA(西武車両他用)
ドア GMカラーNo,20 ラズベリーA(西武車両他用)
この作例棟は 本体側面をNo,32 マルーンB(阪急車両他用)で
塗り分けました。
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塗装の済んだ本体と、階段脇壁パーツを
プラスチック用ニッパーでパーツを切り出し、
ゲート跡を平らにやすりがけ処理しておきます。
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実物例 ベランダ仕切板
本製品にもベランダ仕切板の表現があります。
上写真の様に本体壁と同色の場合が多く、目立たない部分ですが
素材が違うので、壁色と近似色にて塗り分けてみます。
仕切板を塗り分ける為、マスキングテープを使って
仕切板以外を覆った後、
GMカラーNo,14 灰色9号で塗装しました。
このマスキングテープはていねいにはがして
同時に制作している他5棟のマスキングに使い回して使いました。
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1パターン目 使用色
本体壁 GMカラーNo,21 アイボリーA
仕切板 GMカラーNo,14 灰色9号
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2パターン目 使用色
本体壁 GMカラーNo,28 アイボリーB
仕切板 GMカラーNo,37 白3号
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3パターン目 使用色
本体壁 GMカラーNo,19 ベージュA
仕切板 GMカラーNo,5 クリーム1号
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ベランダ・通路柵・貯水槽の台・
排水溝のフタ・屋上点検用出入口蓋を
GMカラーNo,5 クリーム色1号をエアブラシにて上方向(斜め上方向)から
塗装しました。
1パターン目
本体壁 GMカラーNo,21 アイボリーA
ドア GMカラーNo,24 ライトブルーA
仕切板 GMカラーNo,14 灰色9号
上記で本体に塗装したパーツに合わせてイメージを確認します。
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2パターン目
本体壁 GMカラーNo,28 アイボリーBで
塗装したパーツに組み合わせる小パーツを
GMカラーNo,4 クリーム色4号で塗装
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3パターン目
本体壁 GMカラーNo,19 ベージュAで
塗装したパーツに組み合わせる小パーツを
GMカラーNo,2 ぶどう色2号
GMカラーNo,28 アイボリーB
上記2色を、目分量で1対1程度に混ぜた塗料で塗装しました。
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実物例 貯水槽
貯水槽と小パーツは 本体色の他に
GMカラーNo,14 灰色9号で塗装した物もあります。
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アンテナをGMカラーNo,39 アルミシルバーで塗装し
これで集合住宅の基本塗装が済みました。
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仮組みで並べてみた大型集合住宅の作例イメージです。
3セット分で上写真の様な建物も工夫次第で製作できます。