ビジネスビルの作例 ③ 2階~屋上組立

出荷担当の関根です

前回1階部分の塗装準備まで進みました。

今回は2階~屋上組立までのご紹介です。

基本セットと増設セットに含まれる側壁用のパーツです。

各パーツをプラスチック用ニッパーで切り出し、

接着剤を使わずに仮組みしてみます。

ガラスパーツはまだ使用せずに

壁を入れ替えて

ビルの性格・設置場所を考えながら

色々試して完成イメージを決めました。

大型ビルの制作イメージです。

増設セットで制作できる壁面面積と同等で、複数キット使用で

いくらでも大きくすることが可能です。

ゲート跡の処理をしていない為 部分的にまだ平らになっていませんので

それぞれ パーツのゲート跡をていねいに仕上げます。

これで壁パーツを並べた際に凸凹になりにくくなります。

骨組みパーツの接合面には抜き勾配があります。

棒やすりでパーツ断面が直角になる様にじっくり仕上げます。

棒やすりで処理しにくい部分はデザインナイフで削りました。

壁パーツのゲート跡処理が済んでいますのでフラットに並べられます。

壁パーツにはガラス窓以外に、ドア・テラスを取り付ける物もあります。

ドアパーツのゲート跡とソリを紙やすりで仕上げました。

テラスパーツはゲート跡と抜き勾配をやすって整形

1・処理前

2・処理後 なるべくパーツの角が90度に近くなるように意識しながら

やすりがけをしました。

建物の大型化用パーツとして1F同様骨組パーツの接続に

2種類のジョイントがあります。

L字型の建物の再現も可能です。

テラスとドアの取り付けイメージです。

塗装の際 塗り分けたいので接着はしていません。

今回の作例ビルの壁配置はこれで決定し

同じ物を2つ準備しました。

屋根(床)パーツを

切り出し、ゲート跡を処理しておきます。

ガラスパーツに移ります。

ゲート跡をていねいに仕上げます。

仮組みした状態です。

組立説明書では壁パーツにはめ込み、骨組へ

貼り合わせて組み立てる記載があります。

塗装工程を考えて今回の作例では塗装後にはめ込もうと思います。

ガラスパーツを入れずに壁をセロハンテープにて骨組に仮止めし

塗装準備としました。

ガラスパーツには縦長の吹き抜け用が含まれています。

今回の作例ではガラスとはせず、壁と同色に塗ってみようと思います。

接着剤を使って

ガラスパーツを壁パーツに挟み込み骨組に隙間がないように

接着しました。

立体にして完成イメージを確認しつつ

ガラスパーツを嵌めない壁をプラスチック用接着剤を使って

骨組みに接着

接続部分の裏から流し込み接着剤を使って

高さ方向に組み立てます。

段差ができないように注意しながら行いました。

400番の紙やすりを使って壁全体を軽くやすり、

僅かな段差が目立たない様にしました。

4隅接合部分の隙間に気を付けています。

屋根と床を切り出し、立体に仮組みして

屋根(床)パーツを1枚準備して

1階部分と組み合わせて完成イメージを確認しました。

看板と屋根上パーツに進みます。

袖看板をゲートから切り離し、

不要なランナーを切り取り、看板側面を

棒やすりでゲート跡と抜き勾配をていねいに仕上げました。

屋上用の柵も同様にやすりで仕上げます。

ビル屋上に設置する機械室パーツを切り出し、

仮組みしてイメージを確認

エアコン室外機はゲートから切り離さず塗装に備え、

換気扇フードはランナーから切り離しゲート跡を処理します。

以下小加工例です。

屋上機械室を小さくしてみます。

現物合わせで完成イメージを決めて

ステンレス定規とプラスチック用カッターを使って

溝を掘りすすめます。パーツの厚みがありますので

カッターを何度も往復して

切断しました。

切断面をやすりがけして平らに処理し

組み合わせ部分が干渉する内側の突起を切り取り

コの字型に仮組してイメージを確認し、反対側の壁も

同じサイズで切り出しました。

屋根パーツを乗せ、現物合わせで寸法を決めて

屋根を切断し

パーツがそろいました。

写真奥が未加工   手前が短縮加工したものです。

側壁を切り出した残りパーツがありますので

半分に切断し

屋上出入口の屋根としてみます。

これで全てのパーツの塗装準備までできました。

塗装に続きます。

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