出荷担当の関根です
今回小型駅の作例紹介の最終回 完成までのご紹介です。
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今回までの小型駅製作工程です。
何度も仮組みしながらここまで製作してきましたが再度組み立て説明書を確認して
ゴム系接着剤を使って組み立てて行きます。
仮組みして接着剤が必要な部分を確認し
接続部分にゴム系接着剤を適量塗って
貼り合わせます。接着剤がはみ出したら、ようじを使ってからめとります。
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まず事務室の壁を接着し、小物の壁掛け時計を取り付けました。
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本体が半分できましたら、土台に接着し
残りの本体側面パーツを貼り合わせましたら 強めに圧着させます。
ここまでできましたら次に天井を接着するのですが、
その前に人形等小物を配置する場合はこの段階で行います。
仮に少量のゴム系接着剤にて人形を並べてみました。
撮影用に小パーツとレールも仮置きして
レール側から
売店を置いてのイメージです。
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天井に吊り下がるパーツを取り付けて
天井と屋根を仮に乗せてみました。
天井パーツは目線を下げることで照明器具が確認できます。
人形を配置する加工例のご紹介でした。
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人形を外して本編に戻ります。
天井を接着する為、接着剤を塗り
天井を被せます。
事務室壁の収まる部分が決まっていますので、
各所が全て収まるように確認しながら慎重に行いました。
側面パーツとの接合面にもゴム系接着剤をつけて
強く貼り合わせます。
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建物の表と裏にある柵を接着し
対向式ホームに接続する階段脇のパーツへ進みます。
柱と壁の垂直に注意ながら組み立てました。
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屋根を貼ります。
のりしろを確認してゴム系接着剤を塗り 屋根を乗せました。
側壁の中心に合う様 注意します。
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小物パーツを取り付けます。
垂直に立っているか正面、側面から確認しながら組み立てました。
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建物裏手に物置をとりつけます。
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煙突パーツを
取り付け
最後に
電柱を垂直に注意しながら立てて・・・
お好みで売店を配置します。
これで組立説明書上での完成です。
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製作例として、色違いの屋根と土台を用意しました。
屋根を下塗りの黒の上に GMカラーNo,6 青22号で塗ってみました。
上から見る機会が多くなる模型は屋根の色を変えると雰囲気が変わります。
付属ステッカーを作例で使わなかったものを貼ってみました。
これも雰囲気が変わります。
付属ステッカーは豊富に準備されていますので
製作者のお好みの看板で仕上げてみてください。
人形・小物を乗せ 設置のイメージです。
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実際に室内灯を入れていませんが
室内照明を設置した場合のイメージです。
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組立説明書に記載の無い自由なパーツの
ホーム延長部に柵を取り付けて完成させます。
少量のゴム系接着剤で取り付けました。
こんな設置イメージです。
発売中の乗降台と比べると かなり小ぶりです。
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情景用スポンジを準備して
ホーム吊り下げパーツを植木鉢に見立てて塗装した物に
接着し
工作用のはさみで剪定して
できました。
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これで今回作例紹介パーツが全て揃いました。
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本キットは別売りのNo,2131 都会型対向式ホームと接続できます。
上記写真は対向式ホームを説明書どおりに完成させた後に
小型駅を接続をした場合です。
製作時より小型駅と接続する対向式ホームとして製作する場合は
ホーム端パーツを使わない方が 更に実物に沿った形状再現が可能です。
接続部分の側壁と屋根の隙間が少なく製作できます。
実物でも屋根の接続部分が開いている場合もありますが
塞いであったほうが雨の日 濡れずに済みそうなので
ホーム階段用の壁を板状に切断して準備していたパーツを付けてみました。
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すべてのパーツの設置例です。
植木鉢、ゴミ箱、柵を設置しました。
全9回目で完成しました。
組立は簡単です。 ざっと組立・塗装して完成させるには
休日1日で完成できると思います。
今回の作例ではパーティングライン・抜き勾配処理、
本体側壁をすべてマスキングでなるべく塗りわけ、じっくり製作しましたので
日曜日2ヶ月分を費やしています。小さいキットですか十分楽しめるキットとして
お奨めです。
本体カラーの配色も悩みましたが楽しい作業でした。
屋根 No,35 ダークグレー + No,10 黒
壁 No,41 ブルーC(伊豆急車両他用)
・・・・・No,14 灰色9号 + No,37 白3号
柱 No,30 ライトグリーンA(東急車両他用)
作例をご紹介できませんでしたが 明治村にありそうな建物の塗りわけ方も
似合いそうです。
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No,2130 小型駅 ¥1200(本体価格) 組立例のご紹介でした。
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