キュービクルの作例

 出荷担当の関根です

未塗装ストラクチャーキット

No,2181 キュービクル・継電箱・地上子の中から キュービクルを紹介させてください。

 

キュービクル式高圧受電設備(キュービクル)とは、発電所から変電所を通して送られてくる6,600Vの電気を100Vや200Vに変圧する受電設備を収めた金属製の箱のことだそうです。鉄道施設、商業施設や、店舗、工場など、様々な施設に設置されています。

No,2181  キュービクル・継電箱・ATS地上子 ¥630(税込み)

同じランナーが3枚入っており、1セットでキュービクルは

3ケ製作できます。

パッケージ裏に印刷されている組立説明書と切り抜きパーツです。

 

まず下塗りの為

GMスプレーNo,10 黒にてランナーごと表裏を塗装しました。

 

Mr,HOBBY マスキングゾルと    

面相筆を準備し

 下塗りの黒をこのまま活かす為、点検窓に塗りました。

本体塗装が済んだらはがします。

 

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プラスチック用ニッパーでゲートを切断します。

 

ニッパーで切り取るだけでは組立時の接合部分にゲートが残りますので

デザインナイフを使って整形します。

 

屋根パーツの断面に抜きテーパーがあります。

断面が垂直になるようにやすりで整形しました。

 

プラスチック用接着剤で本体4面を貼り合わせます。

 

屋根パーツを乗せる前に仮組みすると、

本体内側の突き出しピン跡のバリが僅かに干渉しましたので

写真で白く見える部分をデザインナイフで削りました。

 

本体側面の接合部の段差を軽く処理をし

屋根をプラスチック用接着剤で貼り付けた後、

 

再度下塗りの黒をスプレーしました。

(2セットを同時に作っていますので数が増えています。)

 

土台パーツです。抜きテーパーを垂直に整形後、

GMスプレー

No,9 ねずみ1号                   No,35 ダークグレー  

 No,10 黒                          No,14 灰色9号         

No,19 ベージュA(西武車両他用) No,37 白3号

上記各色を使って様子を見つつ、コンクリートをイメージしながら

まぶし塗装をしています。

 

本体をGMカラー

No,21 アイボリーA(小田急車両他用)  No,14 灰色9号

No、9 ねずみ1号                        No,19 ベージュA   

下地の黒を活かしつつ、本体斜め上方向からエアブラシにて塗装しました。

No,21とNo,19は意図的に塗り重ね回数を変えて発色に変化をつけてみました。

No,19は最後に塗装し、他の3色の屋根に極薄く吹き付けています。

 

本体塗装が済みましたので

マスキングゾルをピンセットではがします。

 

点検窓にはHゴム風のモールドがあり、ここはデザインナイフを

立てて使い、

カンナのように削って成型色のグレーを出しています。

こうなりました。

塗装するよりシャープで簡単です。

 

GMカラー No,8 銀 と 楊枝を準備し

扉の取っ手モールドをちょんちょんと塗ってみました。

 

パッケージ裏には切り抜きパーツの印刷があります・・・ が

今回使用する際には、その厚みが気になります。

そこで台紙を3秒ほど水に濡らし、やわらかくなったところで

印刷面を写真のように剥がしてみました。

これでステッカー程の厚みになり使いやすくなります。

水につけても印刷は崩れませんのでご安心ください。

 

水分を取るためティッシュで両面を押さえた後、

ステンレス定規とデザインナイフで切り出します。

 

木工ボンドと楊枝、キットが入っていたビニール袋を用意しました。

とても小さい紙片の裏に予め接着剤を塗るのは大変なので

マークを貼りたい位置に少量のボンドをつけて

ピンセットでボンドの上に乗せました。

ティッシュペーパーで軽く押えて貼り付け完了です。

 

ゴム系接着剤を本体底に楊枝で塗り、土台を貼りつけて

これで完成としました。

 

▼実物例

 

 ATS地上子の作例に続きます。

 

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